[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領は26日、米政府が6月に米カリフォルニア州で開く米州首脳会議に出席し、バイデン米大統領と会談すると明らかにした。
ボルソナロ氏はトランプ前米大統領の信奉者で、バイデン氏とはまだ会談していない。米州首脳会議への参加は予定していなかったが、関係筋によると、バイデン氏が24日に元上院議員のクリストファー・ドッド氏を特使として派遣し、個別会談を提案して出席を説得したという。
ボルソナロ氏は、バイデン氏就任後に米国のブラジルに対する姿勢が変化したとドッド氏に伝えたという。
「トランプ氏とは、物事が非常にうまくいっていた。ブラジルで行う多くのことで合意していた」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
アルゼンチンとメキシコの大統領はこれまで、会議に招待されていないベネズエラとキューバへの連帯を示すために出席しないとしていた。
メキシコのロペスオブラドール大統領は26日、米州首脳会議への出欠について、恐らく27日に決定するだろう、と述べた。