[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は23日、金正恩朝鮮労働党総書記が21日と22日に中央軍事委員会拡大会議を開いたと伝えた。
会議では前線部隊の任務拡大、作戦計画の修正、軍の主要組織の再編成について議論。金氏は前線部隊の作戦能力を強化する重要性を強調したという。
同会議は北朝鮮が準備を進めているとみられる核実験のタイミングについて手掛かりを得る上で注目される。
韓国当局者は核実験がいつでもあり得るとの見解をこれまでに示している。
ただ、韓国大統領府当局者は22日、北朝鮮が中国の政治日程や国内の新型コロナウイルス感染状況を踏まえて核実験を遅らせている可能性があるとの見方を示した。