[ワシントン 21日 ロイター] - 米国務省の報道官は21日、米国はシリアの安定を損なういかなる軍事行動にも反対し続けるとし、米政府はトルコに対し、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いという目標達成に影響を与える攻撃を慎むよう伝えたと述べた。
報道官は「シリアのパートナーに伝えたのと同様、トルコに対してもそうした作戦や攻撃の激化を回避するよう要望した」と電子メールで説明した。
さらに「われわれは引き続きシリア情勢を損なったり、イラク政府と調整せずに同国の主権を損なったりするような軍事行動に反対していく。また、先にシリアから行われたトルコ南部攻撃で多数の民間人死者が出たと報告されている件にも反対する」と述べた。