[北京 30日 ロイター] - 中国外務省の汪文斌報道官は30日の定例会見で、中国と米国は互いの戦略的意図を客観的に理解し、今後の交流において競争要素を正しく捉えるべきと主張した。
11月に見込まれる習近平国家主席とバイデン米大統領の会談について、道のりは平たんではないとした王毅外相の発言に関する質問に答えた。
「今年に入ってからの中米関係の紆余曲折を振り返ると、この経験は総括する価値があり教訓を学ぶ必要があると王氏は指摘した」と述べた。
同氏が最も重要と強調したのは中米両首脳の合意に従い、2国間関係を安定させ、開かれた対話チャネルを維持することだと指摘した。
両国は海洋問題や軍備管理・不拡散に関する協議を数日以内に行うことでも合意したと明らかにした。