11時00分現在の日経平均株価は16032.96円（前日比136.15円安）で推移している。 21日の米国市場ではNYダウが24ドル高となったほか、為替相場はイエレン米連邦準備理事会（FRB）議長の上院議会証言を受けて一時1ドル＝105円台まで円安に振れた。
しかし、日経平均は直近3営業日で700円超上昇しており、本日は買い戻し一巡で73円安からスタートした。
英国の欧州連合（EU）残留・離脱を問う国民投票を前に積極的な買いは手控えられており、寄り付き後は一時16000.32円（同168.79円安）まで下落する場面があった。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱ＵＦＪ (T:8306)、ソニー (T:6758)、三井住友 (T:8316)、第一三共 (T:4568)などが軟調。
有機EL関連のＶテク (T:7717)が4％超安で推移しているほか、一部証券会社の投資評価引き下げが観測された東瓦斯 (T:9531)は6％安と下げ目立つ。
また、オプトホールデ (T:2389)、日電子 (T:6951)、Ｎ・フィールド (T:6077)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、アローラ副社長の退任が伝わったソフトバンクグ (T:9984)は2％超高で推移している。
同社は本日、株主総会が実施されている。
アステラス薬 (T:4503)、ＮＴＴ (T:9432)、住友不 (T:8830)などが堅調で、スズキ (T:7269)は3％高に。
また、東京鉄 (T:5445)、エイチーム (T:3662)、日製鋼所 (T:5631)などが東証1部上昇率上位となっている。