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NY市場サマリー(18日)

発行済 2019-10-19 07:26
更新済 2019-10-19 07:29
NY市場サマリー(18日)
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[18日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで下落。英国と欧州連合(EU)が前日に新たな離脱協定案で合意し、英国の無秩序なEU離脱が回避される見通しになったことで、ユーロ圏が景気後退(リセッション)を回避するとの期待が広がった。

英国とEUは離脱が決まった英国民投票から3年余りを経て、今月末の離脱期日を前にぎりぎりの合意にたどり着いた。ただ、英議会で19日行われる採決で可決されるかが注目される。

テンパスのジョン・ドイル氏は「英議会での採決の結果は不透明だが、ここ数週間で見られた進展を背景に合意なきEU離脱の確率は低下した」と指摘。「合意なき離脱は英経済に大きな打撃を与えるものの、欧州大陸にも著しい影響が波及する恐れがある」と述べた。

終盤の取引で、ユーロ/ドル (EUR=)は0.32%高の1.1158ドルと、2カ月ぶり高値近辺で推移した。

主要6通貨に対するドル指数 (DXY)は0.31%安。週足では1%下落し、17週間ぶりの大幅な下げを記録した。

ポンド/ドルも0.45%高の1.2946ドル。ただ、新離脱協定案が英議会で可決されるか不透明感はくすぶっている。

中国発の指標は低調な内容となったものの、人民元は対ドルで安定的に推移。中国国家統計局が同日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比6.0%増と、伸び率は市場予想を下回り、1992年の四半期統計開始以来最低だった。米中貿易戦争の影響による製造業の生産低迷が響いた。

最近発表された米指標は軒並み難聴な結果となっている。リフィニティブのデータによると、金融市場に織り込まれた今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は82%。

<債券> 英国と欧州連合(EU)が合意した新たな離脱協定案の議会採決が注目を集める中、国債利回りが低下した。米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が景気拡大の維持に向け適切に行動するとの発言したことも作用している。

英国とEUは17日、新たな離脱協定案で合意。英議会が19日に行う特別審議で承認すれば英国は離脱協定に基づき31日付でEUを離脱するが、議会で承認が得られなかった場合、英国はEUとの合意がないまま離脱することになり、リスク選好度の低下から安全資産としての米国債に対する需要が増大する可能性がある。

キャンター・フィッツジェラルド(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は「明日の採決が注目されている」と述べた。

米10年債 (US10YT=RR)利回りは1.745%と、前日の1.755%から低下した。

この日はクラリダFRB副議長が、世界的な成長鈍化や地政学的な緊張によってもたらされるリスクから米経済を守り、回復を持続させるために、FRBは「適切に行動する」との見方を改めて表明した。

商務省が16日発表した9月の小売売上高は前月比0.3%減と、2月以来7カ月ぶりに落ち込んだが、レデラー氏は「小売統計は、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが決定されるとの見方を確実にするほど軟調だった」と指摘。CMEグループのフェドウォッチによると、金利先物市場が示す今月のFOMCで利下げが決定される確率は90%となっている。

市場は米中貿易戦争の行方にも注目。中国国家統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比6.0%増と、伸び率は市場予想を下回り、1992年の四半期統計開始以来、最低だった。

<株式> 下落して終了した。企業決算はおおむね好調だったものの、中国の経済成長が鈍化したことに加え、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) (N:JNJ)とボーイング (N:BA)を巡るマイナスのニュースが出てきたことでリスク選好度が後退した。

週足ではナスダック総合とS&P総合500種が上げたものの、この日は主要3指数はそろって下落。J&JとボーイングがS&P総合500種の重しとなった。

ボーイングは6.8%安で終了。墜落事故を起こした「737MAX」型機の安全性について、ボーイングが米連邦航空局(FAA)当局者を誤った方向に導いた可能性があることがボーイングの従業員2人が交わしたテキストメッセージで示されたとロイターが報じたことが売り材料となった。

J&Jは6.2%安。米食品医薬品局(FDA)の検査で同社のベビーパウダーから微量のアスベストが検出されたことを受け、国内でベビーパウダー約3万3000個をリコール(自主回収)すると発表した。

中国国家統計局がこの日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比6.0%増と、伸び率は市場予想を下回り、1992年の四半期統計開始以来、最低だった。米中貿易戦争の影響による製造業の生産低迷が響いた。

スパルタン・キャピタル証券(ニューヨーク)の首席市場エコノミスト、ピーター・カルディリョ氏は「経済が弱体化している兆候が出ていることに疑いはない」と指摘。「市場心理は企業決算に関してはプラスだが、この日の取引では中国のGDP統計のほか、ボーイングとJ&Jを巡るニュースが重しとなった」と述べた。

第3・四半期決算については、S&P総合500種を構成する企業のうち73社がこれまでに発表。リフィニティブによると、このうち83.6%が平均予想を上回った。

個別銘柄では、石油サービス大手シュルンベルジュ (N:SLB)が1.3%高。この日発表した第3・四半期決算は、のれん代減損損失127億ドルを計上したことで損失が約110億ドルと過去最大となったが、新最高経営責任者(CEO)はシェール・油田事業の拡大からソフトやサービス主体に転換する方針を表明した。

アメリカン・エキスプレス(アメックス) (N:AXP)は2.0%安。 第3・四半期決算は利益が予想を上回ったものの下落して終了した。

コカ・コーラ (N:KO)は1.8%高。第3・四半期(9月27日まで)決算は、「コカ・コーラゼロシュガー」などソーダのミニ缶販売が好調だったことで売上高が市場予想を上回った。

来週はボーイングのほか、キャタピラー (N:CAT)、マイクロソフト (O:MSFT)、アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)などが決算を発表する。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.03対1の比率で上回った。ナスダックでも1.41対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は62億4000万株。直近20営業日の平均は65億5000万株。

<金先物> 英国による欧州連合(EU)離脱や米中貿易戦争の行方に注目が集まる中、小反落した。中心限月12月物の清算値は前日比4.20ドル(0.28%)安の1オンス=1494.10ドル。

英下院では19日に、ジョンソン英首相がEUと合意した新たなEU離脱案の採決が行われる予定。ただ、英メディアによる票読みでは賛否が拮抗しているもよう。米中貿易協議の「第1段階合意」の行方にも不透明感が漂い、金相場は方向感に乏しく小幅なレンジで推移した。

一方、中国国家統計局が18日に発表した今年7─9月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースで前年同期比6.0%増と、前期から低下し、四半期ごとの公表を始めた1992年以降で最低となった。米中貿易戦争を背景とした世界的な景気減速懸念の高まりは、安全資産とされる金の下値を支える要因となった。

金塊現物相場は午後1時半現在、4.550ドル安の1490.700ドル。

<米原油先物> 中国景気の先行きに警戒感が広がる中で売りが先行し、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比0.15ドル(0.28%)安の1バレル=53.78ドルだった。12月物は0.16ドル安の53.87ドルとなった。中国国家統計局が18日に発表した2019年7─9月期の国内総生産(GDP)が前年同期比6.0%増と減速し、市場予想も下回ったほか、四半期ごとの公表を始めた1992年以降で最低を更新した。エネルギー消費大国である中国景気の先行きに懸念が広がる中、原油が売られた。

ただ、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行。ドル建てで取引される原油などの商品の割安感につながり、下値は限定的だった。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、ガソリンなど石油製品の取り崩しが示されたことも相場を支えた。

ドル/円 NY終値 108.42/108.44

始値 108.64

高値 108.67

安値 108.4

ユーロ/ドル NY終値 1.1169/1.1173

始値 1.113 (EUR=)

高値 1.1172

安値 1.1131

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.00 2.2485% (US30YT=RR)

前営業日終値 100*05.00 2.2430%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*27.00 1.7536% (US10YT=RR)

前営業日終値 98*26.50 1.7550%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*22.00 1.5659% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*20.25 1.5770%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*27.25 1.5777% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*25.88 1.6000%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26770.20 -255.68 -0.95 (DJI)

前営業日終値 27025.88

ナスダック総合 8089.54 -67.31 -0.83 (IXIC)

前営業日終値 8156.85

S&P総合500種 2986.20 -11.75 -0.39 (SPX)

前営業日終値 2997.95

COMEX金 12月限 1494.1 ‐4.2

前営業日終値 1498.3

COMEX銀 12月限 1757.8 ‐3.4

前営業日終値 1761.2

北海ブレント 12月限 59.42 ‐0.49 (LCOc1)

前営業日終値 59.91

米WTI先物 11月限 53.78 ‐0.15 (CLc1)

前営業日終値 53.93

CRB商品指数 175.7529 +0.2209 (TRCCRB)

前営業日終値 175.5320 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191018T222619+0000

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