17日の米国市場は、NYダウが115.78ドル安の27219.85、ナスダック総合指数が37.59pt安の8185.21といずれも下落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比90円安の21330円と軟調だった。
18日早朝の為替は米株安によるリスクオフムードもあり、1ドル=107円90銭台と、再び円高方向に推移している。
本日の東京市場は米株安になびいてトヨタ (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)といった自動車株や大手銀行株を中心に下落が予想され、米国株との連動性が高い任天堂 (T:7974)やソフトバンクG (T:9984)もさえない動きを強いられよう。
一方で、前日に米中通商摩擦の長期化懸念に抗してしっかりとした値動きを見せたキーエンス (T:6861)、安川電 (T:6506)、SMC (T:6273)など設備投資関連株については、底堅さが意識される可能性がある。
その他、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された学情 (T:2301)、クボタ (T:6326)、ダイキン (T:6367)などに注目。
また、特段の材料は観測されていないものの、連日で上場来高値を更新した銘柄として神戸物産 (T:3038)やメタウォーター (T:9551)などがある。
本日も薄商いが想定されるなか、足元で動意をみせる中小型への物色も継続しやすくなろう。