8日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり93銘柄、値下がり122銘柄、変わらず10銘柄となった。
日経平均は続落。
142.08円安の27543.39円(出来高概算5億6361万株)で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でダウ平均は265.67ドル高(+0.78%)と反発。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官がタカ派色と強めたことで売りが先行。
その後、パウエル議長がディスインフレの初期段階にあるとの見解を改めて示すと、安心感から上昇に転換。
議長の利上げ長期化を示唆する発言により一時荒い展開も見られたが、年内に利上げ終了の軌道は変わらないとの見方から、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
ナスダック総合指数は+1.90%と3日ぶり反発。
日経平均は5.27円高からスタートも、為替の円高進行や指数寄与度上位銘柄の決算を受けた急落が重しとなり、すぐに下落に転じると、一時27458.53円(226.94円安)まで下げ幅を拡大。
一方、27500円割れからは押し目買いなども入り、その後は下げ渋った。
個別では、大幅な赤字決算のソフトバンクG (TYO:9984)、業績予想の下方修正と減配を発表した任天堂 (TYO:7974)がそれぞれ大きく下落。
サプライズに乏しい決算から失望感が先行した大阪チタ (TYO:5726)や、業績予想を下方修正したシャープ (TYO:6753)も急落。
太陽誘電 (TYO:6976)は想定超の業績悪化を受けて大幅安。
前日の決算を嫌気した売りが続いた三菱重 (TYO:7011)は大幅続落となり、IHI (TYO:7013)は好決算ながらも出尽くし感が先行し下落。
ほか、横河電機 (TYO:6841)、丸井G (TYO:8252)などが決算を材料に大幅に下落。
シュッピン (TYO:3179)は業績・配当予想の下方修正で急落し、東証プライム市場の値下がり率トップとなっている。
一方、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ディスコ (TYO:6146)などが大きく上昇。
エーザイ (TYO:4523)、武田薬 (TYO:4502)、第一三共 (TYO:4568)など医薬品も総じて高い。
三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)、みずほ (TYO:8411)、りそなHD (TYO:8308)の銀行は続伸。
INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)、三井物産 (TYO:8031)、住友商事 (TYO:8053)など資源関連の一角も堅調。
前期業績上振れのスミダ (TYO:6817)のほか、好決算を材料にフューチャー (TYO:4722)、グローリー (TYO:6457)、JESHD (TYO:6544)、協和キリン (TYO:4151)、ゴールドウイン (TYO:8111)などが大幅高となっている。
セクターではその他製品、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位となった一方、医薬品、鉱業、繊維製品が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の44%、対して値上がり銘柄は49%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約79円押し下げた。
同2位はファーストリテ (TYO:9983)となり、任天堂 (TYO:7974)、TDK (TYO:6762)、太陽誘電 (TYO:6976)、丸井G (TYO:8252)、バンナムHD (TYO:7832)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。
同2位は第一三共 (TYO:4568)となり、東エレク (TYO:8035)、リクルートHD (TYO:6098)、エーザイ (TYO:4523)、協和キリン (TYO:4151)、中外薬 (TYO:4519)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27543.39(-142.08)
値上がり銘柄数 93(寄与度+96.40)
値下がり銘柄数 122(寄与度-238.48)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 10060 200 +13.70
(TYO:4568) 第一三共 4192 122 +12.53
(TYO:8035) 東エレク 46940 230 +7.88
(TYO:6098) リクルートHD 4404 64 +6.57
(TYO:4523) エーザイ 7767 170 +5.82
(TYO:4151) 協和キリン 3065 167 +5.72
(TYO:4519) 中外薬 3472 46 +4.73
(TYO:4503) アステラス薬 1936 22 +3.77
(TYO:4502) 武田薬 4253 71 +2.43
(TYO:9433) KDDI 3979 11 +2.26
(TYO:2871) ニチレイ 2746 123 +2.11
(TYO:9613) NTTデータ 1998 12 +2.05
(TYO:4578) 大塚HD 4148 60 +2.05
(TYO:8031) 三井物産 3953 41 +1.40
(TYO:5108) ブリヂス 4867 38 +1.30
(TYO:7912) 大日印 3150 75 +1.28
(TYO:6479) ミネベア 2410 33 +1.13
(TYO:6674) GSユアサ 2394 153 +1.05
(TYO:4704) トレンド 6330 30 +1.03
(TYO:7272) ヤマハ発 3335 25 +0.86
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5880 -388 -79.72
(TYO:9983) ファーストリテ 81280 -1280 -43.83
(TYO:7974) 任天堂 5284 -340 -11.64
(TYO:6762) TDK 4680 -65 -6.68
(TYO:6976) 太陽誘電 4390 -170 -5.82
(TYO:8252) 丸井G 2045 -149 -5.10
(TYO:7832) バンナムHD 8475 -146 -5.00
(TYO:6841) 横河電 2143 -144 -4.93
(TYO:6753) シャープ 963 -119 -4.07
(TYO:6594) 日本電産 7240 -134 -3.67
(TYO:6758) ソニーG 11950 -105 -3.60
(TYO:4543) テルモ 3826 -21 -2.88
(TYO:4063) 信越化 19175 -80 -2.74
(TYO:7951) ヤマハ 5010 -80 -2.74
(TYO:7267) ホンダ 3220 -40 -2.74
(TYO:2502) アサヒ 4245 -80 -2.74
(TYO:3659) ネクソン 3045 -40 -2.74
(TYO:6954) ファナック 23005 -75 -2.57
(TYO:4911) 資生堂 6551 -72 -2.47
(TYO:2801) キッコマン 6580 -70 -2.40
日経平均は続落。
142.08円安の27543.39円(出来高概算5億6361万株)で前場の取引を終えている。
7日の米株式市場でダウ平均は265.67ドル高(+0.78%)と反発。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官がタカ派色と強めたことで売りが先行。
その後、パウエル議長がディスインフレの初期段階にあるとの見解を改めて示すと、安心感から上昇に転換。
議長の利上げ長期化を示唆する発言により一時荒い展開も見られたが、年内に利上げ終了の軌道は変わらないとの見方から、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
ナスダック総合指数は+1.90%と3日ぶり反発。
日経平均は5.27円高からスタートも、為替の円高進行や指数寄与度上位銘柄の決算を受けた急落が重しとなり、すぐに下落に転じると、一時27458.53円(226.94円安)まで下げ幅を拡大。
一方、27500円割れからは押し目買いなども入り、その後は下げ渋った。
個別では、大幅な赤字決算のソフトバンクG (TYO:9984)、業績予想の下方修正と減配を発表した任天堂 (TYO:7974)がそれぞれ大きく下落。
サプライズに乏しい決算から失望感が先行した大阪チタ (TYO:5726)や、業績予想を下方修正したシャープ (TYO:6753)も急落。
太陽誘電 (TYO:6976)は想定超の業績悪化を受けて大幅安。
前日の決算を嫌気した売りが続いた三菱重 (TYO:7011)は大幅続落となり、IHI (TYO:7013)は好決算ながらも出尽くし感が先行し下落。
ほか、横河電機 (TYO:6841)、丸井G (TYO:8252)などが決算を材料に大幅に下落。
シュッピン (TYO:3179)は業績・配当予想の下方修正で急落し、東証プライム市場の値下がり率トップとなっている。
一方、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ディスコ (TYO:6146)などが大きく上昇。
エーザイ (TYO:4523)、武田薬 (TYO:4502)、第一三共 (TYO:4568)など医薬品も総じて高い。
三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)、みずほ (TYO:8411)、りそなHD (TYO:8308)の銀行は続伸。
INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)、三井物産 (TYO:8031)、住友商事 (TYO:8053)など資源関連の一角も堅調。
前期業績上振れのスミダ (TYO:6817)のほか、好決算を材料にフューチャー (TYO:4722)、グローリー (TYO:6457)、JESHD (TYO:6544)、協和キリン (TYO:4151)、ゴールドウイン (TYO:8111)などが大幅高となっている。
セクターではその他製品、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位となった一方、医薬品、鉱業、繊維製品が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の44%、対して値上がり銘柄は49%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約79円押し下げた。
同2位はファーストリテ (TYO:9983)となり、任天堂 (TYO:7974)、TDK (TYO:6762)、太陽誘電 (TYO:6976)、丸井G (TYO:8252)、バンナムHD (TYO:7832)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはアドバンテ (TYO:6857)となり1銘柄で日経平均を約13円押し上げた。
同2位は第一三共 (TYO:4568)となり、東エレク (TYO:8035)、リクルートHD (TYO:6098)、エーザイ (TYO:4523)、協和キリン (TYO:4151)、中外薬 (TYO:4519)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27543.39(-142.08)
値上がり銘柄数 93(寄与度+96.40)
値下がり銘柄数 122(寄与度-238.48)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:6857) アドバンテス 10060 200 +13.70
(TYO:4568) 第一三共 4192 122 +12.53
(TYO:8035) 東エレク 46940 230 +7.88
(TYO:6098) リクルートHD 4404 64 +6.57
(TYO:4523) エーザイ 7767 170 +5.82
(TYO:4151) 協和キリン 3065 167 +5.72
(TYO:4519) 中外薬 3472 46 +4.73
(TYO:4503) アステラス薬 1936 22 +3.77
(TYO:4502) 武田薬 4253 71 +2.43
(TYO:9433) KDDI 3979 11 +2.26
(TYO:2871) ニチレイ 2746 123 +2.11
(TYO:9613) NTTデータ 1998 12 +2.05
(TYO:4578) 大塚HD 4148 60 +2.05
(TYO:8031) 三井物産 3953 41 +1.40
(TYO:5108) ブリヂス 4867 38 +1.30
(TYO:7912) 大日印 3150 75 +1.28
(TYO:6479) ミネベア 2410 33 +1.13
(TYO:6674) GSユアサ 2394 153 +1.05
(TYO:4704) トレンド 6330 30 +1.03
(TYO:7272) ヤマハ発 3335 25 +0.86
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5880 -388 -79.72
(TYO:9983) ファーストリテ 81280 -1280 -43.83
(TYO:7974) 任天堂 5284 -340 -11.64
(TYO:6762) TDK 4680 -65 -6.68
(TYO:6976) 太陽誘電 4390 -170 -5.82
(TYO:8252) 丸井G 2045 -149 -5.10
(TYO:7832) バンナムHD 8475 -146 -5.00
(TYO:6841) 横河電 2143 -144 -4.93
(TYO:6753) シャープ 963 -119 -4.07
(TYO:6594) 日本電産 7240 -134 -3.67
(TYO:6758) ソニーG 11950 -105 -3.60
(TYO:4543) テルモ 3826 -21 -2.88
(TYO:4063) 信越化 19175 -80 -2.74
(TYO:7951) ヤマハ 5010 -80 -2.74
(TYO:7267) ホンダ 3220 -40 -2.74
(TYO:2502) アサヒ 4245 -80 -2.74
(TYO:3659) ネクソン 3045 -40 -2.74
(TYO:6954) ファナック 23005 -75 -2.57
(TYO:4911) 資生堂 6551 -72 -2.47
(TYO:2801) キッコマン 6580 -70 -2.40