[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、クリスマス休暇を控えた閑散相場の中で上昇した。ロシアが石油輸出国機構(OPEC)との協調減産を継続するとの見方を示したことを受けた。米中通商合意を巡る楽観も支援材料となった。
北海ブレント先物 (LCOc1)の清算値は1.22%(0.81ドル)高の1バレル=67.20ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は0.97%(0.59ドル)高の61.11ドル。この日はクリスマス休暇前で短縮取引だった。
ロシアのノバク・エネルギー相は23日放送のテレビインタビューで、OPECとの協調について、有効で成果が出る限り、市場が必要としている間は、維持されるとの見方を示した。
ライスタッド・エナジーの石油市場調査部門責任者は、OPECは市場の均衡を持続的に保つためにより多くのことを行う必要があるとした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191224T204854+0000