木曜日アジア株式市場は中国のリーダーたちが景気対策をのプランを示した事で上昇を見せた。
北京では習近平主席が議長を務める中央政治局会議の声明で、下げ圧力が高まる中、最近の経済状況の変化に対応するための措置を取るべきだ、と述べている。 この声明は中国の10月の製造業PMIが低下した後に発表されている。
中国国家統計局が発表した10月の製造業PMIは市場予想の50.6を下回り、9月の50.8から50.2に低下した。
上海総合指数と深セン総合指数は0.13%、1.14%とそれぞれ上昇。
トランプ大統領のクドロー米NEC委員長は、CNBCのインタビューで「米国の中国に対する追加関税に関して、決まったことは特になく、タイムテーブルも設定していない」と答えた。
トランプ大統領は、11月に行われる予定の米中間の会談がうまくいかなければ、全ての中国製品に残りの関税を適用する可能性を示唆していた。
クドロー氏は、「トランプ大統領だけではなく、習近平主席から良い話が出てくる可能性もある、両者の会談で今後良い事が起こるかどうかは分かるだろう」と述べている。
他のニュースでは、日本の日経225は1.02%下落し、韓国のコスピも0.26%下落した。オーストラリアの ASX 200は0.18%上昇した。 ナショナルオーストラリア銀行(AX: NAB)は、木曜日の年間キャッシュ利益が14%減少したと報告した。
9月30日に終了したNABの今年度のキャッシュ収入は、事前に予想されていた57億7,600万豪ドルには届かず、57億豪ドル(40億米ドル)となっている。