26日のアジア株はまちまち。アナリストは韓国のGDP成長率の見通しを下方修正しており、韓国のKOSPIは売りが先行した。
日本時間午後3時の時点で、中国の上海総合指数 は0.72%安、深セン総合指数は0.12%高。香港のハンセン指数は0.05%高となっている。
習近平国家主席は26日、巨大経済圏抗争「一帯一路」の第2国際協力フォーラムで基調講演を行い、知的財産権の保護や技術強制移転の是正を協調した。
同氏は「国際ルールに基づいて効果的に政策に取り組む」とし、「グローバル化された経済では、グローバル基準の統治が必要である。中国は国際ルールを強化し、波及効果を生み出すことを望んでいる」と述べた。
日経平均株価は0.28%安。本日発表された1-3月期の日本鉱工業生産 (3月)は前月比0.9%低下となり、2四半期ぶりのマイナスとなっている。
日本は今週末から10日間のゴールデンウィークに入り、株式市場も休場となる。
任天堂(T:7974)は、決算でハードウェアとソフトウェアの売上成長が鈍化する見通しを示し、同社株価は1.22%の下落となっている。
同社は通期で1800万台のスイッチ世界販売台数を目標としている。
1月時点の見通しでは、2000万台の世界販売台数であった。
韓国のKOSPIは0.58%安となっている。25日に韓国GDPが0.3%のマイナス成長になったことが公表された後で、CNBCが伝えるとところによると各投資銀行の3人のアナリストは2019年の経済成長率を下方修正しているという。
ブルームバーグがまとめたデータによると、KOSPIの大型株の半数以上は1-3月期の決算は予想を下回る結果となっているという。
オーストラリアのASX 200は0.01%安となった。