月曜日の米株式市場は主要3指数揃って上昇し、S&P500とナスダック総合指数は史上最高値を更新している。ダウ平均株価は0.49%高の27090.72、S&P500は0.56%高の3039.42、ナスダック総合指数は1.01%高の8325.99。
トランプ大統領が米中合意に向けた最終調整が計画より早く進んでいることを明かしたことで、引き続き米中合意への期待が株価を押し上げた。また、アップル (NASDAQ:AAPL)、アルファベット (NASDAQ:GOOG)、マイクロソフト (NASDAQ:MSFT)などの情報技術、通信サービスセクターが大きく上昇した。
米10年債利回りが金曜日の1.801%から1.847%に上がったことで、バンク・オブ・アメリカ (NYSE:BAC)、シティグループ (NYSE:C)などの金融銘柄も上昇している。
火・水曜日のFOMCへの期待も大きく、これも株価の上昇を支えた。
原油価格は下落し WTI原油先物は85セント下落して1バレル55.81ドル、ブレント原油先物は45セント下落して61.47ドルとなっている。
ドル/円は円安が進み、一時109円台に突入したが、午前7時57分時点では108.97円となっている。日経225先物は2万2960円で終了している。ドル/オフショア人民元は7.0641、ドル/ウォンは1167.80。
本日の日経平均株価は引き続き堅調だろう。2万3000円の大台を試す可能性も高いだろう。ただし、昨日まですでに6連騰となっており、利益確定売りが上値を抑える可能性はある。また、FOMCと日銀金融政策決定会合待ちの様子見姿勢も強まるだろう。本日は2万2900~2万3050円で推移すると予想する。