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本日の株式市場:Snapが利益に警鐘を鳴らし急落したが、ダウ工業株30種平均は反発

発行済 2022-05-25 05:36
更新済 2022-05-25 05:29
© Reuters

執筆:Yasin Ebrahim

Investing.com -- 火曜日に最大の下げ幅となったSnap株の影響でハイテク株が再び下落に転じ、ダウは500ポイント以上の下落したが、引けにかけて僅かながらプラスに転じた。

ダウ工業株30種平均は0.2%、 48ドルの上昇、Nasdaqは2.4%の下落、そしてS&P 500は0.60%の下落となった。

Snap (NYSE:SNAP)はマクロ経済環境の悪化が予想以上に早まったとして、売上高と1株当たり利益の見通しを引き下げたため、43%以上の下落となった。

RBCはSnapの目標株価を25ドルから17ドルに引き下げた後、「マクロ経済の悪化がデジタル広告に悪影響を及ぼすという警鐘を鳴らすだろう」と述べている。広告支出の弱体化を背景にした懸念は、ソーシャル・メディア関連銘柄全体に衝撃を与えた。Meta Platforms (NASDAQ:FB)は7%以上下落し、 Twitter (NYSE:TWTR)は5%以上、Pinterest (NYSE:PINS)は23%以上の下落となった。

一方、Zoom Video Communications (NASDAQ:ZM)は予想を上回る四半期決算を発表し、年間見通しを引き上げたことで、同社株は5%以上の上昇となった。

その他の企業の売上高については、引き続きインフレの影響と成長見通しへの懸念を示した。

Abercrombie & Fitch (NYSE:ANF)は、輸送費や製品コストの上昇による第1四半期の赤字という驚きの決算発表と今年の売上見通しを下方修正し、28%以上の急落となった。

AutoZone (NYSE:AZO)は、予想を上回る四半期決算を受けて5%以上の上昇となった。

住宅ローン金利が2009年以来の高水準となる中、新築住宅販売件数が2020年4月以来の低水準に落ち込んだという指標が発表され、住宅建設関連株は株式市場全体に下げ圧力を加えた。

「米連邦準備制度理事会(FRB)はブレーキを踏んでいる。最も金利に敏感なセクター、特に住宅株は冷え込んでいる」とGrant Thorntonは述べた。

火曜日の取引終了後に四半期決算を発表したToll Brothers (NYSE:TOL)は4%以上下落し、Lennar (NYSE:LEN) と KB Home (NYSE:KBH)も下落した。

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