[13日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6542.20(+40.78) 前営業日終値 6501.42(+0.28)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9941.00(+159.10) 前営業日終値 9781.90(+133.40)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4290.28(+62.04) 前営業日終値 4228.24(+49.17)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が上昇し、40.78ポ イント(0.63%)高の6542.20で取引を終えた。スーパー大手のWMモリソン MRW.L が買われ、全体水準を押し上げた。 WMモリソンは4.5%の上昇。クリスマス商戦の業績不振を受けて、最高経営責任 者(CEO)の交代を発表したことが好感された。 同業のテスコ
<欧州株式市場> 小売り株がけん引し、続伸して取引を終えた。欧州中央銀行(E CB)が新たに景気刺激策を導入するとの期待が相場を押し上げた。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は18.67ポイント(1.38 %)高の1375.76で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は49.68(1.61%)高の3133.86だった。 ドイツの小売り大手メトロ MEOG.DE はクリスマス時期の売り上げが好調で株価が4 .5%上昇した。英スーパー大手のWMモリソン MRW.L は、クリスマス商戦の不振を受 けて、最高経営責任者(CEO)が交代するとの発表が支援材料となり、4.5%値上が りした。 STOXX欧州600小売り株指数 .SXRP は2.94%の上昇となった。 フランス電力公社(EDF) EDF.PA は5%上昇した。エネルギー相のセゴレーヌ・ ロワイヤル氏が原子力発電の推進に意欲的な姿勢を示したことが支援材料となった。 ただ、原油価格は6年ぶりに近い安値水準で推移しており、STOXX欧州600石 油・ガス株指数 .SXEP の上値は重かった。 イタリアの主要株価FTSE・MIB指数 .FTMIB は1.96%上昇した。ECBが 来週の理事会で国債購入を決めるとの期待から、イタリアの国債利回りが史上最低を更新 したことが材料視された。 ただ、ナポリターノ大統領が同日中にも辞任すると発表されたこともあり、一部の投 資家は慎重になっている。 ギリシャの主要株価指数 .ATG は3.26%の上昇。25日の総選挙を前にした世論 調査で、緊縮路線の見直しを唱える最大野党の急進左派連合(SYRIZA)が依然とし て首位に立っているが、ユーロ圏離脱はないだろうとみる投資家もいる。