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[日経平均株価・TOPIX(表)]
;32803.35;-92.68TOPIX;2277.19;-1.78
[寄り付き概況]
20日の日経平均は92.68円安の32803.35円と3日ぶり反落して取引を開始した。
前日19日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は109.28ドル高の35061.21ドル、ナスダックは4.38ポイント高の14358.02で取引を終了した。
金融の好決算が続き、買いが先行。
長期金利の低下がハイテクを支え、相場全体を押し上げた。
また、良好な経済指標を受けて景気後退懸念が緩和しつつあり投資家心理が改善したほか、今週発表が予定されている主要企業の好決算を期待した買いから終日堅調に推移した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。
昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇する一方、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す下落となり、東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。
また、日経平均は昨日までの2日間で500円を超す上昇となったことから利益確定売りが出やすく、さらに、日経平均は32900円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、短期的にはここからの上値余地は大きくないとの見方もあった。
一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。
また、来週から発表が本格化する国内企業の4-6月期決算に対する期待感も相場の下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された6月の貿易収支は430億円の黒字だった。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は467億円の赤字だった。
セクター別では、精密機器、機械、電気機器、その他製品、サービス業などが値下がり率上位、海運業、空運業、石油石炭製品、証券商品先物、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、メルカリ (TYO:)、レーザーテック (TYO:)、エーザイ (TYO:)、ソシオネクスト (TYO:)、ルネサス (TYO:)、ローム (TYO:)、スクリーンHD (TYO:)、アドバンテスト (TYO:)、SMC (TYO:)、ディスコ (TYO:)、HOYA (TYO:)、SHIFT (TYO:)、ソフトバンクG (TYO:)などが下落。
他方、商船三井 (TYO:)、7&iHD (TYO:)、郵船 (TYO:)、川崎船 (TYO:)、トヨタ (TYO:)、三井住友 (TYO:)、アステラス薬 (TYO:)、NTT (TYO:)、SUMCO (TYO:)、丸紅 (TYO:)、日本製鉄 (TYO:)、第一三共 (TYO:)、日産自 (TYO:)などが上昇している。
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