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日経平均は大幅高で4日ぶり反発、史上最高値更新で39000円台に到達

発行済 2024-02-22 15:32
更新済 2024-02-22 15:45
© Reuters.
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*15:32JST 日経平均は大幅高で4日ぶり反発、史上最高値更新で39000円台に到達 21日の米国市場はまちまち。
ダウ平均は48.44ドル高(+0.13%)の38612.24ドル、ナスダックは49.91ポイント安(-0.32%)の15580.87、S&P500は6.29ポイント高(+0.13%)の4981.80で取引を終了した。
半導体エヌビディアの四半期決算発表を警戒した売りが続き、寄り付き後は下落。
その後も、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控えた調整売り圧力も強まり、一段安となった。
議事要旨で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢が確認されたため利下げ期待が後退し、一段と売りに拍車がかかり、下げ幅を拡大。
しかし、引けにかけて、調整と見られる買戻しにダウは切り返し、ナスダックも下げ幅を縮小し終了した。


注目のエヌビディアの決算が市場予想を上回り、時間外で買われたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始した。
半導体関連の東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト<
6857>が指数を押し上げたことなどから、日経平均は10時16分に38924.88円と1989年
12月29日につけた終値ベースでの史上最高値38915.87円をついに上回った。
後場も日経平均は上げ幅を拡大し、39156.97円まで上昇。
終値ベースでも明確に史上最高値を更新するなど歴史的な一日となった。


大引けの日経平均は前日比836.52円高(+2.19%)の39098.68円となった。
東証プライム市場の売買高は17億6948万株、売買代金5兆5622億円だった。
セクター別では、電気機器、輸送用機器、機械、石油・石炭製品、鉱業などが買われたほか、医薬品、サービス業の2セクターのみ下落した。
東証プライム市場の値上がり銘柄は65%、対して値下がり銘柄は31%となっている。


日経平均採用銘柄では、東エレク、アドバンテストのほか、スクリーンHD (TYO:7735)、レーザーテック (TYO:6920)、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)など半導体株が総じて上昇。
ソフトバンクグループ (TYO:9984)も買われた。
また、半導体材料を強化と伝わったレゾナックHD (TYO:4004)も買い優勢となった。
このほか、日立 (TYO:6501)、信越化学 (TYO:4063)、三菱商事 (TYO:8058)、トヨタ自 (TYO:7203)が買われた。
日経平均採用以外では、昨日に続き日本マイクロニクス (TYO:6871)が大幅高。


一方、中外製薬 (TYO:4519)、アステラス製薬 (TYO:4503)、住友ファーマ (TYO:4506)、サイバーエージ (TYO:4751)など内需系がさえなかったほか、ファナック (TYO:6954)、オークマ (TYO:6103)など中国関連の一角も売られた。
このほか、ニコン (TYO:7731)、住友大阪セメント (TYO:5232)、コニカミノルタ (TYO:4902)が弱い。

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