7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり201銘柄、値下がり17銘柄、変わらず7銘柄となった。 日経平均は大幅反発。
前週末比292.17円高の19796.65円（出来高概算8億1500万株）で前場の取引を終えた。
注目された米11月雇用統計は、非農業部門就業者数（季節調整済み）が前月比21.1万人増加し、市場予想を上回った。
4日の米国市場では、12月利上げを巡る不透明感の払拭が好感され、NYダウは369ドル高となった。
こうした流れを受けて、日経平均は205円高からスタートしたが、先物市場での買い戻しが一巡すると19700円台での小動きが続いた。
前引けにかけてやや強含み、19800円台に乗せる場面もあった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり、日経平均を約39円押し上げた。
日経平均先物の買い戻しを受けて2.1％高と反発し、25日線水準を回復した。
2位のTDK (T:6762)は4.8％高と上げが目立った。
前週末に会社説明会を開催しており、証券各社はおおむねポジティブに評価しているようだ。
一方、値下がり寄与トップはKDDI (T:9433)となった。
原油市況の下落がマイナス視され、国際石開帝石 (T:1605)は1.6％の下落。
業種別では鉱業のみマイナスとなった。
4日に開催された石油輸出国機構（OPEC）総会で、記録的な水準にある現在の生産量を維持する方針が示されている。
これを受け、日揮 (T:1963)や三菱商 (T:8058)なども軟調となった。
*11:30現在 日経平均株価 19796.65(+292.17) 値上がり銘柄数 201(寄与度+297.43) 値下がり銘柄数 17(寄与度-5.26) 変わらず銘柄数 7 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 47720 1000 +39.23 (T:6762) TDK 8990 410 +16.08 (T:6971) 京セラ 5896 151 +11.85 (T:6954) ファナック 22325 230 +9.02 (T:7267) ホンダ 4072 82 +6.43 (T:8035) 東エレク 8248 162 +6.35 (T:4543) テルモ 3945 70 +5.49 (T:4324) 電通 6970 130 +5.10 (T:3382) 7&I-HD 5579 126 +4.94 (T:4519) 中外薬 4340 125 +4.90 (T:4063) 信越化 6919 115 +4.51 (T:9984) ソフトバンクG 6413 38 +4.47 (T:2914) JT 4518 111 +4.35 (T:2801) キッコーマン 4070 110 +4.32 (T:9735) セコム 8519 108 +4.24 (T:4523) エーザイ 7990 105 +4.12 (T:4704) トレンド 5330 100 +3.92 (T:7733) オリンパス 4910 95 +3.73 (T:2502) アサヒ 4021 93 +3.65 (T:4503) アステラス薬 1730.5 17.5 +3.43 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9433) KDDI 3032 -11 -2.59 (T:9766) コナミHD 2964 -12 -0.47 (T:1963) 日揮 2102 -9 -0.35 (T:8058) 三菱商 2067 -8 -0.31 (T:1605) 国際石開帝石 1225.5 -19.5 -0.31 (T:8729) SONYFH 2282 -34 -0.27 (T:5301) 東海カ 365 -4 -0.16 (T:9531) 東ガス 603.3 -3.6 -0.14 (T:9532) 大ガス 460.3 -3.5 -0.14 (T:8053) 住友商 1318 -3 -0.12 (T:6366) 千代建 1025 -3 -0.12 (T:1332) 日水 436 -2 -0.08 (T:8031) 三井物 1525.5 -2 -0.08 (T:9107) 川崎船 240 -1 -0.04 (T:7003) 三井造 201 -1 -0.04 (T:9104) 商船三井 309 -1 -0.04 (T:5413) 日新鋼 1386 -4 -0.02