[ニューヨーク 4日 ロイター] - 4日の取引で原油先物価格が約3%上昇。新型コロナウイルス流行で休止状態にある経済活動再開に向けロックダウン(都市封鎖)措置緩和の動きが世界的に広がる中、原油需要改善への期待が高まった。
清算値は、米国原油の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物 (CLc1)が0.61ドル(3.1%)高の1バレル20.39ドル。北海ブレント原油先物 (LCOc1)は0.76ドル(2.9%)高の27.20ドル。
この日はイタリアやフィンランド、米国の複数州がロックダウン措置を緩和する方針を表明した。
ゴールドマン・サックスは、産油国による減産に加え、原油需要の一部回復を踏まえ、相場が来年上昇することに一段と楽観的になっているとの認識を示した。