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原油先物は小幅安、需要巡る見通し悪化が重し

発行済 2020-09-15 11:53
更新済 2020-09-15 12:00
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[東京 15日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅安。世界的な燃料需要見通しの悪化を受け、売りが出ている。ただ、週内に予定される石油輸出国機構(OPEC)など主要産油国の会合を控えてショートカバーも入っており、下げ幅は限定的となっている。

0102GMT(日本時間午前10時02分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.03ドル(0.1%)安の1バレル=39.58ドル。一時、上昇していた。米WTI原油先物 (CLc1)は0.02ドル(0.1%)安の1バレル=37.24ドル。

前日はともに小幅安で終了していた。

OPECは14日公表した月報で、今年の世界の石油需要は日量946万バレル減少するとした。先月に予想した906万バレルから減少幅が拡大した。

また、英石油大手BPは14日に公表したエネルギー見通しで、石油需要は2019年にピークを打った可能性があるとの見方を示した。

ただ、日産証券の菊川弘之主席アナリストによると、一部の投資家はOPECプラスの会合を控え、ショートカバーに動いている。

OPECとロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスは17日に合同閣僚監視委員会(JMMC)の会合を開き、減産合意の順守状況について協議する。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200915T025323+0000

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