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後場の日経平均は514円安でスタート、ファーストリテやエーザイなどが下落

発行済 2022-12-02 12:59
更新済 2022-12-02 13:01
© Reuters.
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27711.37;-514.71TOPIX;1948.73;-37.73


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比514.71円安の27711.37円と、前引け(27679.84円)から下げ幅を縮めてスタート。
ランチタイム中の225先物は27700円−27740円のレンジでもみ合い。
ドル・円は1ドル=135.00−10円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。
アジア市況では、上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って軟調に推移。
米11月のISM製造業景気指数が49.0と、拡大・縮小の境界値である50を割り込み、市場予想(49.7)
も下回ったことで、景気後退懸念が強まっている。
低調な米経済指標を受けた急速な為替の円高進行も嫌気され、東京市場では輸出企業を中心に全面的に株式が売られている。
日経平均は下値支持線とされていた25日移動平均線も割り込んだことで買いが入りづらくなっており、後場も大幅安で推移している。


 セクターでは医薬品、精密機器、輸送用機器を筆頭に全面安となっている。
東証プライム市場の売買代金上位ではファーストリテ (TYO:9983)、トヨタ自 (TYO:7203)、郵船 (TYO:9101)、エーザイ (TYO:4523)、任天堂 (TYO:7974)、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、三菱UFJ (TYO:8306)、NTT (TYO:9432)、商船三井 (TYO:9104)、信越化 (TYO:4063)、KDDI (TYO:9433)、東京海上 (TYO:8766)、武田薬 (TYO:4502)、INPEX (TYO:1605)、JT (TYO:2914)、日立 (TYO:6501)などが大きく下落している。
一方、レーザーテック (TYO:6920)、メルカリ (TYO:4385)、サイバー (TYO:4751)が上昇している。


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