18 日のアジア株は下落、3月の予想を上回る新規雇用者数の発表の後で、オーストラリアのASX 200は小幅安となっている。
オーストラリアの季節調節済み新規雇用者数(3月)は、予想の1万2000人増を上回り、2万5700人増となった。
韓国のKOSPIは0.6%安。サムスン電子(KS:005930) は、同社の最新の主力製品である「Galaxy Fold」が2日間使用後に壊れるという報告が多数寄せられている中、同社株価は2%以上急落した。
一方、中国の上海総合指数 と深セン総合指数はそれぞれ0.2%と0.3%下落。香港のハンセン指数は0.6%下落となっている。
今日のアジア株は下落しているが、中国の予想を超える貿易黒字や米中貿易戦争が合意に近づいている中で、中国の株式は年初来30%以上回復している。
17日の中国の第1四半期のGDPも予想を上回る結果だった。
貿易終始、生産高、小売売上高などの最近のデータも、中国経済の改善を示唆している。
日本の日経平均株価は0.8%安である。ロイターによると麻生太郎財務相は来週、スティーブン・ムニューシン米財務長官と日米財務相会談のためにワシントンに行く予定である。
ムニューシン氏は、日米通商交渉で合意の際に結ばれる協定に、為替操作を防ぐための条項を盛り込む意向である。
また本日は、欧州の製造業とサービス業の購買担当者指数(PMI)が続々と発表される。
日本と中国を除いて、金曜日の主要市場はイースターホリデーのため休場になる。