*15:38JST 日経平均は大幅反発、金融システム不安後退で買い戻し優勢
日経平均は大幅反発。
16日の米株式市場でダウ平均は371.98ドル高と反発。
金融システム不安がくすぶる中、欧州中央銀行(ECB)が計画通り大幅利上げを決定し、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が再燃したことで売りが先行。
一方、経営難に直面する地銀のファースト・リパブリック・バンクの支援を複数の銀行が協議しているとの報道を契機に安心感が台頭すると買い戻しが加速、上昇して終えた。
ナスダック総合指数は+2.47%に大幅に4日続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は221.62円高からスタート。
ただ、戻り待ちの売りが根強く、75日移動平均線が上値抵抗線として作用する形で寄り付き直後に失速。
一方、中国・香港株の上昇などを支えに下落に転じることはなく、その後は再度強含んだ。
午後にはハイテク・グロース(成長)株を中心に買いが入り、上げ幅を大きく広げた。
大引けの日経平均は前日比323.18円高の27333.79円となった。
東証プライム市場の売買高は16億4105万株、売買代金は3兆6788億円だった。
セクターでは空運、精密機器、陸運が上昇率上位となった。
一方、石油・石炭、建設、海運が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%だった。
個別では、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)が大きく上昇し、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、村田製 (TYO:6981)、新光電工 (TYO:6967)などのハイテク株も大幅高。
ラクス (TYO:3923)、マネーフォワード (TYO:3994)、Sansan (TYO:4443)などグロース(成長)株には全般強い動きが見られた。
ほか、JR東海 (TYO:9022)、JAL (TYO:9201)、資生堂 (TYO:4911)、第一三共 (TYO:4568)などディフェンシブ系の銘柄も買われた。
SHIFT (TYO:3697)、日立製 (TYO:6501)は証券会社の新規買い推奨を材料に大幅高。
Hamee (TYO:3134)は決算が好感されて急伸し、サンリオ (TYO:8136)は延期していた第3四半期決算を発表、通期予想を上方修正したことでストップ高まで買われた。
一方、金融システム不安や景気後退懸念が払拭しきれない中、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)の大手銀行株は最終的にはプラスで終えたが、下落に転じる場面もあった。
保険では東京海上HD (TYO:8766)、T&DHD (TYO:8795)が下落した。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、DOWAHD (TYO:5714)、三菱マテリアル (TYO:5711)の非鉄金属、出光興産 (TYO:5019)、コスモエネHD (TYO:5021)の石油・石炭、商船三井 (TYO:9104)、川崎汽船 (TYO:9107)の海運などは総じて軟調に推移。
トヨタ自 (TYO:7203)、ホンダ (TYO:7267)など自動車も冴えない。
前期の大幅減益決算が嫌気されたエニグモ (TYO:3665)は急落し、業績・配当予想を下方修正した三井住友建設 (TYO:1821)は大幅安。
施工中工事における精度不良を発表した大成建設 (TYO:1801)
も大きく下落している。
16日の米株式市場でダウ平均は371.98ドル高と反発。
金融システム不安がくすぶる中、欧州中央銀行(ECB)が計画通り大幅利上げを決定し、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が再燃したことで売りが先行。
一方、経営難に直面する地銀のファースト・リパブリック・バンクの支援を複数の銀行が協議しているとの報道を契機に安心感が台頭すると買い戻しが加速、上昇して終えた。
ナスダック総合指数は+2.47%に大幅に4日続伸。
米国株高を引き継いで日経平均は221.62円高からスタート。
ただ、戻り待ちの売りが根強く、75日移動平均線が上値抵抗線として作用する形で寄り付き直後に失速。
一方、中国・香港株の上昇などを支えに下落に転じることはなく、その後は再度強含んだ。
午後にはハイテク・グロース(成長)株を中心に買いが入り、上げ幅を大きく広げた。
大引けの日経平均は前日比323.18円高の27333.79円となった。
東証プライム市場の売買高は16億4105万株、売買代金は3兆6788億円だった。
セクターでは空運、精密機器、陸運が上昇率上位となった。
一方、石油・石炭、建設、海運が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%だった。
個別では、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)が大きく上昇し、ソニーG (TYO:6758)、キーエンス (TYO:6861)、村田製 (TYO:6981)、新光電工 (TYO:6967)などのハイテク株も大幅高。
ラクス (TYO:3923)、マネーフォワード (TYO:3994)、Sansan (TYO:4443)などグロース(成長)株には全般強い動きが見られた。
ほか、JR東海 (TYO:9022)、JAL (TYO:9201)、資生堂 (TYO:4911)、第一三共 (TYO:4568)などディフェンシブ系の銘柄も買われた。
SHIFT (TYO:3697)、日立製 (TYO:6501)は証券会社の新規買い推奨を材料に大幅高。
Hamee (TYO:3134)は決算が好感されて急伸し、サンリオ (TYO:8136)は延期していた第3四半期決算を発表、通期予想を上方修正したことでストップ高まで買われた。
一方、金融システム不安や景気後退懸念が払拭しきれない中、三菱UFJ (TYO:8306)、三井住友 (TYO:8316)の大手銀行株は最終的にはプラスで終えたが、下落に転じる場面もあった。
保険では東京海上HD (TYO:8766)、T&DHD (TYO:8795)が下落した。
日本製鉄 (TYO:5401)、神戸製鋼所 (TYO:5406)の鉄鋼、DOWAHD (TYO:5714)、三菱マテリアル (TYO:5711)の非鉄金属、出光興産 (TYO:5019)、コスモエネHD (TYO:5021)の石油・石炭、商船三井 (TYO:9104)、川崎汽船 (TYO:9107)の海運などは総じて軟調に推移。
トヨタ自 (TYO:7203)、ホンダ (TYO:7267)など自動車も冴えない。
前期の大幅減益決算が嫌気されたエニグモ (TYO:3665)は急落し、業績・配当予想を下方修正した三井住友建設 (TYO:1821)は大幅安。
施工中工事における精度不良を発表した大成建設 (TYO:1801)
も大きく下落している。