【3日ぶり反発、米雇用統計を受けた円安好感】7日(月)
■概況■20055.89、+103.56
7日(月)の日経平均は3日ぶり反発。
注目された米7月雇用統計がおおむね良好な内容だったことから、4日の米国市場でNYダウは66ドル高となった。
為替相場も1ドル=110円台後半と円安方向に振れ、本日の日経平均はこうした流れを受けて106円高と2万円台を回復してスタートした。
輸出株を中心に買いが入ったほか、引き続き決算を手掛かりとした物色も活発だった。
ただ、寄り付き後の日経平均は円安一服などから高値もみ合いとなり、日中の上下の値幅は49円ほどにとどまった。
大引けの日経平均は前週末比103.56円高の20055.89円となった。
東証1部の売買高は15億0590万株、売買代金は2兆0353億円だった。
業種別では、建設業、繊維製品、輸送用機器が上昇率上位だった。
一方、水産・農林業、ゴム製品など5業種が下落した。
◆注目銘柄◆
前週末に第1四半期決算やマツダ (T:7261)との業務資本提携を発表したトヨタ自 (T:7203)のほか、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)など売買代金上位は全般堅調。
業績予想を上方修正したミネベア (T:6479)が商いを伴って4%近く上昇し、前引け後に第1四半期決算を発表した鹿島 (T:1812)が後場急伸した。
また、ポケットC (T:8519)が連日でストップ高比例配分となり、フルキャストHD (T:4848)やグロバル社 (T:3271)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位ではソニー (T:6758)、ファナック (T:6954)、日立 (T:6501)が逆行安。
また、業績予想を下方修正したWSCOPE (T:6619)がストップ安まで売られ、日ピラ工 (T:6490)やジャムコ<7408
>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【反落、円下げ渋りなどで利益確定売り】8日(火)
■概況■19996.01、-59.88
8日(火)の日経平均は反落。
7日の米国市場では良好な企業決算などが好感され、NYダウは25ドル高と10日続伸した。
一方、複数の連銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことから円相場は1ドル=110円台後半で下げ渋り、本日の日経平均はこうした流れを受けて6円高からスタートした。
寄り付き後は前日に決算発表したソフトバンクG (T:9984)などが利益確定売りに押され、日経平均は前場中ごろを過ぎると節目の2万円を割り込んだ。
後場に入ると2万円を挟んだ軟調もみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比59.88円安の19996.01円となった。
東証1部の売買高は16億5236万株、売買代金は2兆1292億円だった。
業種別では、精密機器、建設業、不動産業が下落率上位だった。
一方、水産・農林業、鉄鋼、鉱業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクGやNTT (T:9432)などが軟調で、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)は小安い。
前日に決算発表した太陽誘電 (T:6976)やサントリーBF (T:2587)の下げが目立ったほか、大林組 (T:1802)や大塚HD (T:4578)も決算を受けて後場売られた。
また、ウェルネット (T:2428)、日機装 (T:6376)、船井電機 (T:6839)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が小幅に上昇し、ソニー (T:6758)や東エレク (T:8035)はしっかり。
新型電池を量産と報じられたGSユアサ (T:6674)や第1四半期が大幅増益となったIHI (T:7013)の上げが目立った。
また、ルック (T:8029)やKLab (T:3656)といった好業績の中小型株が活況を見せ、やはり決算が好感された日製鋼所 (T:5631)とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【大幅続落、地政学リスク警戒で200円超安】9日(水)
■概況■19738.71、-257.30
9日(水)の日経平均は大幅続落。
8日の米国市場では、北朝鮮情勢を巡り地政学リスクへの警戒感が高まったことから、NYダウは33ドル安と11日ぶりに反落した。
為替市場でもドル売りが優勢となり、本日の日経平均はこうした流れを受けて67円安からスタートした。
寄り付き後はドル・円が節目の1ドル=110円を割り込むとともに、日経平均も先物主導で下げ幅を広げる展開となった。
後場には一時19660.22円(前日比335.79円安)まで下落する場面があり、終値でも5月末以来、約2ヶ月半ぶりの安値水準だった。
大引けの日経平均は前日比257.30円安の19738.71円となった。
東証1部の売買高は20億6631万株、売買代金は2兆6976億円だった。
業種別では、金属製品、化学、倉庫・運輸関連業が下落率上位だった。
一方、上昇したのは石油・石炭製品、非鉄金属、鉄鋼の3業種のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、ソニー (T:6758)などが軟調。
前日活況だったルック (T:8029)も利益確定売りに押された。
半導体株安の流れで信越化 (T:4063)は4%超安。
上期決算を発表したSUMCO (T:3436)が11%安となったほか、前日買われたIHI (T:7013)や第1四半期が営業減益となったオリンパス (T:7733)も急落した。
また、田淵電 (T:6624)、アーレスティ (T:5852)、セントラルSP (T:4801)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、決算が好感された住友鉱 (T:5713)、ダイフク (T:6383)、ヤマハ発 (T:7272)は大きく買われた。
中小型株ではKLab (T:3656)が続伸。
また、業績予想を上方修正したステラケミファ (T:4109)がストップ高まで買われたほか、ノジマ (T:7419)や新電元 (T:6844)も東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【小幅に3日続落、連休控え利益確定売り優勢】10日(木)
■概況■19729.74、-8.97
10日(木)の日経平均は小幅に3日続落。
前日に250円超の下落となったことから、本日は自律反発狙いの買いが先行して53円高でスタートした。
朝方には一時19829.88円(前日比91.17円高)まで上昇したが、買いが一巡すると明日からの3連休を前に利益確定売り優勢となった。
北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感が高まっていることや、為替相場が1ドル=110円近辺と円高推移していることなどが引き続き重しとなったようだ。
後場に入ると小幅安水準でもみ合う場面が多かった。
大引けの日経平均は前日比8.97円安の19729.74円となった。
東証1部の売買高は19億6413万株、売買代金は2兆5327億円だった。
業種別では、保険業、証券、銀行業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品、非鉄金属、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂 (T:7974)が2%安となったほか、三菱UFJ (T:8306)、ソフトバンクG (T:9984)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)などが軟調。
今週活況だったルック (T:8029)は引けにかけて急速に値を崩した。
千代化建 (T:6366)やJDI (T:6740)が決算を受けて大きく売られ、マブチモーター (T:6592)は後場急落した。
また、フリュー (T:6238)、ミツバ (T:7280)、スノーピーク (T:7816)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、トヨタ自 (T:7203)、KLab (T:3656)、村田製 (T:6981)などが堅調で、信越化 (T:4063)は小幅に上昇した。
好決算の資生堂 (T:4911)や三井金 (T:5706)は商いを伴って急伸。
アルバック (T:6728)も決算発表を受けて活況となった。
また、長野計器 (T:7715)や資生堂、防衛関連の石川製 (T:6208)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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■概況■20055.89、+103.56
7日(月)の日経平均は3日ぶり反発。
注目された米7月雇用統計がおおむね良好な内容だったことから、4日の米国市場でNYダウは66ドル高となった。
為替相場も1ドル=110円台後半と円安方向に振れ、本日の日経平均はこうした流れを受けて106円高と2万円台を回復してスタートした。
輸出株を中心に買いが入ったほか、引き続き決算を手掛かりとした物色も活発だった。
ただ、寄り付き後の日経平均は円安一服などから高値もみ合いとなり、日中の上下の値幅は49円ほどにとどまった。
大引けの日経平均は前週末比103.56円高の20055.89円となった。
東証1部の売買高は15億0590万株、売買代金は2兆0353億円だった。
業種別では、建設業、繊維製品、輸送用機器が上昇率上位だった。
一方、水産・農林業、ゴム製品など5業種が下落した。
◆注目銘柄◆
前週末に第1四半期決算やマツダ (T:7261)との業務資本提携を発表したトヨタ自 (T:7203)のほか、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)など売買代金上位は全般堅調。
業績予想を上方修正したミネベア (T:6479)が商いを伴って4%近く上昇し、前引け後に第1四半期決算を発表した鹿島 (T:1812)が後場急伸した。
また、ポケットC (T:8519)が連日でストップ高比例配分となり、フルキャストHD (T:4848)やグロバル社 (T:3271)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位ではソニー (T:6758)、ファナック (T:6954)、日立 (T:6501)が逆行安。
また、業績予想を下方修正したWSCOPE (T:6619)がストップ安まで売られ、日ピラ工 (T:6490)やジャムコ<7408
>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【反落、円下げ渋りなどで利益確定売り】8日(火)
■概況■19996.01、-59.88
8日(火)の日経平均は反落。
7日の米国市場では良好な企業決算などが好感され、NYダウは25ドル高と10日続伸した。
一方、複数の連銀総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことから円相場は1ドル=110円台後半で下げ渋り、本日の日経平均はこうした流れを受けて6円高からスタートした。
寄り付き後は前日に決算発表したソフトバンクG (T:9984)などが利益確定売りに押され、日経平均は前場中ごろを過ぎると節目の2万円を割り込んだ。
後場に入ると2万円を挟んだ軟調もみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比59.88円安の19996.01円となった。
東証1部の売買高は16億5236万株、売買代金は2兆1292億円だった。
業種別では、精密機器、建設業、不動産業が下落率上位だった。
一方、水産・農林業、鉄鋼、鉱業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクGやNTT (T:9432)などが軟調で、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)は小安い。
前日に決算発表した太陽誘電 (T:6976)やサントリーBF (T:2587)の下げが目立ったほか、大林組 (T:1802)や大塚HD (T:4578)も決算を受けて後場売られた。
また、ウェルネット (T:2428)、日機装 (T:6376)、船井電機 (T:6839)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が小幅に上昇し、ソニー (T:6758)や東エレク (T:8035)はしっかり。
新型電池を量産と報じられたGSユアサ (T:6674)や第1四半期が大幅増益となったIHI (T:7013)の上げが目立った。
また、ルック (T:8029)やKLab (T:3656)といった好業績の中小型株が活況を見せ、やはり決算が好感された日製鋼所 (T:5631)とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【大幅続落、地政学リスク警戒で200円超安】9日(水)
■概況■19738.71、-257.30
9日(水)の日経平均は大幅続落。
8日の米国市場では、北朝鮮情勢を巡り地政学リスクへの警戒感が高まったことから、NYダウは33ドル安と11日ぶりに反落した。
為替市場でもドル売りが優勢となり、本日の日経平均はこうした流れを受けて67円安からスタートした。
寄り付き後はドル・円が節目の1ドル=110円を割り込むとともに、日経平均も先物主導で下げ幅を広げる展開となった。
後場には一時19660.22円(前日比335.79円安)まで下落する場面があり、終値でも5月末以来、約2ヶ月半ぶりの安値水準だった。
大引けの日経平均は前日比257.30円安の19738.71円となった。
東証1部の売買高は20億6631万株、売買代金は2兆6976億円だった。
業種別では、金属製品、化学、倉庫・運輸関連業が下落率上位だった。
一方、上昇したのは石油・石炭製品、非鉄金属、鉄鋼の3業種のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、ソニー (T:6758)などが軟調。
前日活況だったルック (T:8029)も利益確定売りに押された。
半導体株安の流れで信越化 (T:4063)は4%超安。
上期決算を発表したSUMCO (T:3436)が11%安となったほか、前日買われたIHI (T:7013)や第1四半期が営業減益となったオリンパス (T:7733)も急落した。
また、田淵電 (T:6624)、アーレスティ (T:5852)、セントラルSP (T:4801)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、決算が好感された住友鉱 (T:5713)、ダイフク (T:6383)、ヤマハ発 (T:7272)は大きく買われた。
中小型株ではKLab (T:3656)が続伸。
また、業績予想を上方修正したステラケミファ (T:4109)がストップ高まで買われたほか、ノジマ (T:7419)や新電元 (T:6844)も東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【小幅に3日続落、連休控え利益確定売り優勢】10日(木)
■概況■19729.74、-8.97
10日(木)の日経平均は小幅に3日続落。
前日に250円超の下落となったことから、本日は自律反発狙いの買いが先行して53円高でスタートした。
朝方には一時19829.88円(前日比91.17円高)まで上昇したが、買いが一巡すると明日からの3連休を前に利益確定売り優勢となった。
北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感が高まっていることや、為替相場が1ドル=110円近辺と円高推移していることなどが引き続き重しとなったようだ。
後場に入ると小幅安水準でもみ合う場面が多かった。
大引けの日経平均は前日比8.97円安の19729.74円となった。
東証1部の売買高は19億6413万株、売買代金は2兆5327億円だった。
業種別では、保険業、証券、銀行業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品、非鉄金属、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂 (T:7974)が2%安となったほか、三菱UFJ (T:8306)、ソフトバンクG (T:9984)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)などが軟調。
今週活況だったルック (T:8029)は引けにかけて急速に値を崩した。
千代化建 (T:6366)やJDI (T:6740)が決算を受けて大きく売られ、マブチモーター (T:6592)は後場急落した。
また、フリュー (T:6238)、ミツバ (T:7280)、スノーピーク (T:7816)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、トヨタ自 (T:7203)、KLab (T:3656)、村田製 (T:6981)などが堅調で、信越化 (T:4063)は小幅に上昇した。
好決算の資生堂 (T:4911)や三井金 (T:5706)は商いを伴って急伸。
アルバック (T:6728)も決算発表を受けて活況となった。
また、長野計器 (T:7715)や資生堂、防衛関連の石川製 (T:6208)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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