4月2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり50銘柄、値下がり173銘柄、変わらず2銘柄となった。
2日の日経平均は4日続落。
154.34円安の17911.07円(出来高概算7億1395万株)で前場の取引を終えた。
前日の米国市場では、米政権が新型ウイルスによる死亡者数が10万~24万人に達するとの見通しを示し、特に今後2週間は痛みを伴う厳しい状況になると警告したことで、経済活動の再開が一段と遅れ、企業収益や景気にさらなる悪影響が及ぶとの懸念が高まり投資家心理が悪化。
また、3月のADP雇用統計やISM製造業景況指数も予想通りとはいえ景気の悪化を裏付ける内容となり、引けにかけて下げ幅を一段と拡大した。
国内外において新型コロナ感染者数の拡大に収束の兆しがみえない中、リスク回避の流れが継続し、日経平均は早い段階で一時300円超と下落し、17700円付近の水準を付ける場面もあった。
ただ、その後は下げ渋り、前引けにかけて急速に下げ幅を縮小した。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位は京セラ (T:6971)となり、2銘柄で日経平均を約41円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップはJフロント (T:3086)で7.00%安、同2位はクレディセゾン (T:8253)で6.83%安だった。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)となったほか、テルモ (T:4543)、KDDI (T:9433)、ファナック (T:6954)、ソニー (T:6758)などが同上位銘柄に並んだ。
テルモは、肺炎治療向け人工心肺装置の生産量を現在の倍以上に増やすと報じられている。
*11:30現在日経平均株価 17911.07(-154.34)値上がり銘柄数 50(寄与度+68.17)値下がり銘柄数 173(寄与度-222.51)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 3731 56 +12.10 (T:4543) テルモ 3609 70 +10.09 (T:9433) KDDI 3088 45 +9.73 (T:6954) ファナック 13820 130 +4.68 (T:6758) ソニー 6326 98 +3.53 (T:2801) キッコーマン 4575 90 +3.24 (T:8028) ファミマ 1871 20 +2.88 (T:3382) 7&iHD 3530 67 +2.41 (T:4452) 花王 8343 66 +2.38 (T:7269) スズキ 2600 65.5 +2.36 (T:9064) ヤマトHD 1725 49 +1.77 (T:8252) 丸井G 1722 33 +1.19 (T:2282) 日本ハム 3525 65 +1.17 (T:6305) 日立建 2112 29 +1.04 (T:8630) SOMPOHD 3328 87 +0.78 (T:6301) コマツ 1699.5 21 +0.76 (T:6645) オムロン 5460 20 +0.72 (T:8766) 東京海上 4810 39 +0.70 (T:6326) クボタ 1311 19.5 +0.70 (T:4911) 資生堂 6116 17 +0.61○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 41190 -760 -27.38 (T:6971) 京セラ 5914 -184 -13.26 (T:6098) リクルートHD 2481 -75.5 -8.16 (T:6988) 日東電 4455 -210 -7.56 (T:6762) TDK 7820 -200 -7.20 (T:6857) アドバンテ 3900 -90 -6.48 (T:9735) セコム 8320 -180 -6.48 (T:7267) ホンダ 2211 -85.5 -6.16 (T:4021) 日産化学 3495 -155 -5.58 (T:4523) エーザイ 7150 -148 -5.33 (T:9613) NTTデータ 970 -29 -5.22 (T:7270) SUBARU 1889 -124.5 -4.48 (T:1721) コムシスHD 2422 -124 -4.47 (T:2413) エムスリー 3100 -50 -4.32 (T:6724) エプソン 1032 -50 -3.60 (T:6976) 太陽誘電 2601 -93 -3.35 (T:4063) 信越化 10100 -90 -3.24 (T:8015) 豊通商 2266 -84 -3.03 (T:1925) 大和ハウス 2476 -83.5 -3.01 (T:8253) クレセゾン 1077 -79 -2.85