*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙い~
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株の押し目狙い
■Jフロント、2Q営業利益 100.0%増 393億円
■前場の注目材料:ジェイテクト、印に新工場、電動パワステなど生産
■ハイテク株の押し目狙い
9日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。
8日の米国市場はNYダウが126ドル高、ナスダックは259ポイント高だった。
NY連銀のウィリアムズ総裁などが、小幅な利下げの選択肢も存続することを示唆すると、一時下げに転じる場面もみられた。
ただ、原油先物相場の下落を受けたソフトランディング期待から主力株を中心に買い戻す動きとなったほか、人工知能(AI)の強い需要期待からエヌビディアなどハイテクが買われ、相場をけん引する形になった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円高の39375円。
円相場は1ドル148円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。
米国ではアップルやアマゾン・ドット・コムなど大型テック株が買い戻されたほか、エヌビディアが5営業日続伸するなどハイテク株主導の上昇となった。
これにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する展開が期待されそうだ。
アドバンテスト (TYO:6857)は前日まで4営業日続伸で2月16日の高値7456円に接近しており、高値更新となればセンチメントを明るくさせることにつながろう。
また、日経225先物はナイトセッションで一時39520円まで買われる場面もみられ、日中比450円高の39410円で終えた。
開始直後に38830円まで売られたが、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として意識されていた。
日経平均株価も前日の調整で+1σまで下げており、同水準からのリバウンドが意識されやすいだろう。
ただし、中東情勢の緊迫化から積極的な上値追いの動きは、期待しづらいところである。
朝方はインデックスに絡んだ商いから幅広い銘柄が買われることになりそうだが、次第に物色対象は絞られてくるだろう。
買い一巡後はこう着感が強まる可能性があるなか、ハイテク株の押し目狙いのほか、政策に絡んだテーマ性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いのトレードが中心になりそうだ。
また、9日の米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。
翌10日には9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、結果を見極めたいところでもある。
■Jフロント、2Q営業利益 100.0%増 393億円
Jフロント (TYO:3086)が発表した2025年2月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9.3%増の2093億6800万円、営業利益は同100%増の393億6400万円だった。
国内売上が堅調に推移したことに加え、インバウンド売上の好調等を背景に、売上収益が前年同期から増加、事業利益は前年同期から増加、親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期から増加となり、各利益段階で過去最高益となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(42080.37、+126.13)
・ナスダック総合指数は上昇(18182.92、+259.01)
・1ドル=148.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(39375、大阪日中比+415)
・SOX指数は上昇(5266.10、+69.30)
・VIX指数は下落(21.42、-1.22)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ジェイテクト (TYO:6473)印に新工場、電動パワステなど生産
・ENEOSHD (TYO:5020)グループのJX金属、東証に上場申請、半導体材料など開発加速
・JT (TYO:2914)ベクター買収完了、米たばこ市場で規模拡大
・三菱商事 (TYO:8058)商社、デジタル人材育成加速、AIなど実装、新事業創出へ
・豊田通商 (TYO:8015)新興国に中古車情報提供、高品質の日本車展開
・日本精機 (TYO:7287)後付け型の車載HUD、年度内にも発売
・ホンダ (TYO:7267)次世代EV推進、車体溶接に世界初技術
・東海理化 (TYO:6995)車輪脱落予知システム、国交省が実証調査用に採用
・洋エンジ (TYO:6330)ボリビアの設備運営支援、異常予兆検知
・明電舎 (TYO:6508)落雷増で「瞬低」補償装置に脚光、累計出荷100台超え
・NTT (TYO:9432)HDMI信号を長距離伝送、即時・高精細を両立
・太洋テクノレックス (TYO:6663)銅メッキで高密度配線、プリント基板向け技術開発
・富士通 (TYO:6702)企業向けLLM「タカネ」をグローバル提供、社内保有環境で利用可能
・東芝テック (TYO:6588)POSデータ利活用で新会社設立
・パナソニックHD (TYO:6752)欧ヒートポンプ暖房拡充、省エネ需要開拓
・NEC (TYO:6701)琉球朝日放送と、AIアナ来年1月登場、原稿基に自動で映像
・NTT (TYO:9432)グループのNTT―ATなど、透明発電ガラス性能向上、マルチセル化
・旭化成 (TYO:3407)伊社と協業、3D造形用樹脂にCNF
・西松建設 (TYO:1820)トンネル工事の薬液注入データを3D可視化、圧力を解析
・KHネオケム (TYO:4189)高機能プラスチック展に海洋生分解性樹脂など出展
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、倉敷で無方向性電磁鋼板の生産能力を2倍に増強
☆前場のイベントスケジュール
・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き下げ予想) <ST>
■ハイテク株の押し目狙い
■Jフロント、2Q営業利益 100.0%増 393億円
■前場の注目材料:ジェイテクト、印に新工場、電動パワステなど生産
■ハイテク株の押し目狙い
9日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。
8日の米国市場はNYダウが126ドル高、ナスダックは259ポイント高だった。
NY連銀のウィリアムズ総裁などが、小幅な利下げの選択肢も存続することを示唆すると、一時下げに転じる場面もみられた。
ただ、原油先物相場の下落を受けたソフトランディング期待から主力株を中心に買い戻す動きとなったほか、人工知能(AI)の強い需要期待からエヌビディアなどハイテクが買われ、相場をけん引する形になった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円高の39375円。
円相場は1ドル148円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。
米国ではアップルやアマゾン・ドット・コムなど大型テック株が買い戻されたほか、エヌビディアが5営業日続伸するなどハイテク株主導の上昇となった。
これにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する展開が期待されそうだ。
アドバンテスト (TYO:6857)は前日まで4営業日続伸で2月16日の高値7456円に接近しており、高値更新となればセンチメントを明るくさせることにつながろう。
また、日経225先物はナイトセッションで一時39520円まで買われる場面もみられ、日中比450円高の39410円で終えた。
開始直後に38830円まで売られたが、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として意識されていた。
日経平均株価も前日の調整で+1σまで下げており、同水準からのリバウンドが意識されやすいだろう。
ただし、中東情勢の緊迫化から積極的な上値追いの動きは、期待しづらいところである。
朝方はインデックスに絡んだ商いから幅広い銘柄が買われることになりそうだが、次第に物色対象は絞られてくるだろう。
買い一巡後はこう着感が強まる可能性があるなか、ハイテク株の押し目狙いのほか、政策に絡んだテーマ性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いのトレードが中心になりそうだ。
また、9日の米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。
翌10日には9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、結果を見極めたいところでもある。
■Jフロント、2Q営業利益 100.0%増 393億円
Jフロント (TYO:3086)が発表した2025年2月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9.3%増の2093億6800万円、営業利益は同100%増の393億6400万円だった。
国内売上が堅調に推移したことに加え、インバウンド売上の好調等を背景に、売上収益が前年同期から増加、事業利益は前年同期から増加、親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期から増加となり、各利益段階で過去最高益となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(42080.37、+126.13)
・ナスダック総合指数は上昇(18182.92、+259.01)
・1ドル=148.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(39375、大阪日中比+415)
・SOX指数は上昇(5266.10、+69.30)
・VIX指数は下落(21.42、-1.22)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ジェイテクト (TYO:6473)印に新工場、電動パワステなど生産
・ENEOSHD (TYO:5020)グループのJX金属、東証に上場申請、半導体材料など開発加速
・JT (TYO:2914)ベクター買収完了、米たばこ市場で規模拡大
・三菱商事 (TYO:8058)商社、デジタル人材育成加速、AIなど実装、新事業創出へ
・豊田通商 (TYO:8015)新興国に中古車情報提供、高品質の日本車展開
・日本精機 (TYO:7287)後付け型の車載HUD、年度内にも発売
・ホンダ (TYO:7267)次世代EV推進、車体溶接に世界初技術
・東海理化 (TYO:6995)車輪脱落予知システム、国交省が実証調査用に採用
・洋エンジ (TYO:6330)ボリビアの設備運営支援、異常予兆検知
・明電舎 (TYO:6508)落雷増で「瞬低」補償装置に脚光、累計出荷100台超え
・NTT (TYO:9432)HDMI信号を長距離伝送、即時・高精細を両立
・太洋テクノレックス (TYO:6663)銅メッキで高密度配線、プリント基板向け技術開発
・富士通 (TYO:6702)企業向けLLM「タカネ」をグローバル提供、社内保有環境で利用可能
・東芝テック (TYO:6588)POSデータ利活用で新会社設立
・パナソニックHD (TYO:6752)欧ヒートポンプ暖房拡充、省エネ需要開拓
・NEC (TYO:6701)琉球朝日放送と、AIアナ来年1月登場、原稿基に自動で映像
・NTT (TYO:9432)グループのNTT―ATなど、透明発電ガラス性能向上、マルチセル化
・旭化成 (TYO:3407)伊社と協業、3D造形用樹脂にCNF
・西松建設 (TYO:1820)トンネル工事の薬液注入データを3D可視化、圧力を解析
・KHネオケム (TYO:4189)高機能プラスチック展に海洋生分解性樹脂など出展
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、倉敷で無方向性電磁鋼板の生産能力を2倍に増強
☆前場のイベントスケジュール
・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き下げ予想) <ST>