*12:54JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日ぶり大幅反落、ファーストリテが1銘柄で約54円分押し下げ
5日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり14銘柄、値下がり211銘柄、変わら0銘柄となった。
日経平均は4日ぶり大幅反落。
369.53円安の27917.89円(出来高概算5億7380万株)で前場の取引を終えている。
4日の米株式市場でダウ平均は198.77ドル安(-0.59%)と5日ぶり反落。
序盤はもみ合いだったが、2月JOLTS求人件数が予想を下回って2021年5月以来の低水準を記録すると、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退する一方で景気後退懸念が強まり、売りが膨らんだ。
また、JPモルガンの最高経営責任者(CEO)が金融危機は進行中で影響が長期化する可能性を警告したことも投資家心理を悪化させた。
ナスダック総合指数は-0.51%と続落。
米株安を引き継いで日経平均は176.38円安からスタート。
連日の上昇で短期的な過熱感が意識される中、景気後退懸念と為替の円高進行を背景に売りが先行し、前場中ごろには28000円を割り込み、一時27906.63円(380.79円安)まで下落。
その後は下げ渋ったが戻りは鈍く、この日の安値圏でのもみ合いとなった。
個別では、景気後退懸念と米長期金利の低下を背景に日本製鉄 (TYO:5401)やJFE (TYO:5411)の鉄鋼、三井物産 (TYO:8031)、住友商事 (TYO:8053)の商社、DOWA (TYO:5714)、三菱マテリアル (TYO:5711)の非鉄金属、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)の鉱業、三菱UFJ (TYO:8306)、T&DHD (TYO:8795)の銀行・保険、ファナック (TYO:6954)、牧野フライス (TYO:6135)、コマツ (TYO:6301)の機械や建機などが大きく下落。
為替の円高でトヨタ自 (TYO:7203)、ホンダ (TYO:7267)、デンソー (TYO:6902)など輸送用機器も安い。
メルカリ (TYO:4385)、Appier Group (TYO:4180)などグロース(成長)株の一角も弱い。
アダストリア (TYO:2685)は決算を材料に急落し、良品計画 (TYO:7453)は好調な月次売上を発表も今後の反動減が警戒されて大幅安。
一方、川崎汽船 (TYO:9107)、郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)の大手海運が続伸。
レーザーテック (TYO:6920)、ソシオネクスト (TYO:6526)、スクリン (TYO:7735)など半導体の一角が底堅い。
証券会社の新規買い推奨を受けてダイワボHD (TYO:3107)が急伸。
リチウムイオン電池開発技術のリリースで前日急伸した安永 (TYO:7271)が大幅続伸。
ほか、株主還元方針が評価された東洋建設 (TYO:1890)、月次動向が好感された大東建託 (TYO:1878)、政府の水素導入目標案が手掛かりとなった岩谷産業 (TYO:8088)、欧州自動車メーカーと電気自動車(EV)用電池で提携することで交渉と伝わったパナHD (TYO:6752)が大きく上昇した。
セクターでは鉄鋼、石油・石炭、卸売が下落率上位に並んだ一方、海運のみが上昇となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の93%、対して値上がり銘柄は6%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約54円押し下げた。
同2位はファナック (TYO:6954)となり、ダイキン (TYO:6367)、第一三共 (TYO:4568)、信越化 (TYO:4063)、TDK (TYO:6762)、豊田通商 (TYO:8015)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。
同2位はオリンパス (TYO:7733)となり、ネクソン (TYO:3659)、NTTデータ (TYO:9613)、パナHD (TYO:6752)、川崎船 (TYO:9107)、武田薬 (TYO:4502)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27917.89(-369.53)
値上がり銘柄数 14(寄与度+24.88)
値下がり銘柄数 211(寄与度-394.41)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 15920 115 +11.69
(TYO:7733) オリンパス 2454.5 43.5 +5.90
(TYO:3659) ネクソン 3190 25 +1.69
(TYO:9613) NTTデータ 1775 8 +1.36
(TYO:6752) パナソニック 1248.5 32.5 +1.10
(TYO:9107) 川崎船 3155 85 +0.86
(TYO:4502) 武田薬 4362 20 +0.68
(TYO:9104) 商船三井 3405 60 +0.61
(TYO:9101) 郵船 3235 50 +0.51
(TYO:7735) スクリーンHD 11230 40 +0.27
(TYO:4755) 楽天グループ 623 4 +0.14
(TYO:6753) シャープ 952 1 +0.03
(TYO:2501) サッポロHD 3480 5 +0.03
(TYO:4689) ZHD 385.1 0.8 +0.01
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 29430 -540 -54.90
(TYO:6954) ファナック 4587 -150 -25.42
(TYO:6367) ダイキン工 23130 -520 -17.62
(TYO:4568) 第一三共 4619 -153 -15.55
(TYO:4063) 信越化 4102 -53 -8.98
(TYO:6762) TDK 4610 -75 -7.62
(TYO:8015) 豊田通商 5450 -220 -7.46
(TYO:4021) 日産化 5840 -200 -6.78
(TYO:6902) デンソー 7389 -199 -6.74
(TYO:7203) トヨタ自 1860.5 -38.5 -6.52
(TYO:7741) HOYA 14510 -360 -6.10
(TYO:6758) ソニーG 11860 -155 -5.25
(TYO:6988) 日東電 8470 -150 -5.08
(TYO:6861) キーエンス 61920 -1440 -4.88
(TYO:7974) 任天堂 5270 -142 -4.81
(TYO:6594) ニデック 6740 -174 -4.72
(TYO:7267) ホンダ 3525 -69 -4.68
(TYO:8001) 伊藤忠 4161 -138 -4.68
(TYO:9433) KDDI 4071 -23 -4.68
(TYO:7951) ヤマハ 5070 -130 -4.41
日経平均は4日ぶり大幅反落。
369.53円安の27917.89円(出来高概算5億7380万株)で前場の取引を終えている。
4日の米株式市場でダウ平均は198.77ドル安(-0.59%)と5日ぶり反落。
序盤はもみ合いだったが、2月JOLTS求人件数が予想を下回って2021年5月以来の低水準を記録すると、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退する一方で景気後退懸念が強まり、売りが膨らんだ。
また、JPモルガンの最高経営責任者(CEO)が金融危機は進行中で影響が長期化する可能性を警告したことも投資家心理を悪化させた。
ナスダック総合指数は-0.51%と続落。
米株安を引き継いで日経平均は176.38円安からスタート。
連日の上昇で短期的な過熱感が意識される中、景気後退懸念と為替の円高進行を背景に売りが先行し、前場中ごろには28000円を割り込み、一時27906.63円(380.79円安)まで下落。
その後は下げ渋ったが戻りは鈍く、この日の安値圏でのもみ合いとなった。
個別では、景気後退懸念と米長期金利の低下を背景に日本製鉄 (TYO:5401)やJFE (TYO:5411)の鉄鋼、三井物産 (TYO:8031)、住友商事 (TYO:8053)の商社、DOWA (TYO:5714)、三菱マテリアル (TYO:5711)の非鉄金属、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)の鉱業、三菱UFJ (TYO:8306)、T&DHD (TYO:8795)の銀行・保険、ファナック (TYO:6954)、牧野フライス (TYO:6135)、コマツ (TYO:6301)の機械や建機などが大きく下落。
為替の円高でトヨタ自 (TYO:7203)、ホンダ (TYO:7267)、デンソー (TYO:6902)など輸送用機器も安い。
メルカリ (TYO:4385)、Appier Group (TYO:4180)などグロース(成長)株の一角も弱い。
アダストリア (TYO:2685)は決算を材料に急落し、良品計画 (TYO:7453)は好調な月次売上を発表も今後の反動減が警戒されて大幅安。
一方、川崎汽船 (TYO:9107)、郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)の大手海運が続伸。
レーザーテック (TYO:6920)、ソシオネクスト (TYO:6526)、スクリン (TYO:7735)など半導体の一角が底堅い。
証券会社の新規買い推奨を受けてダイワボHD (TYO:3107)が急伸。
リチウムイオン電池開発技術のリリースで前日急伸した安永 (TYO:7271)が大幅続伸。
ほか、株主還元方針が評価された東洋建設 (TYO:1890)、月次動向が好感された大東建託 (TYO:1878)、政府の水素導入目標案が手掛かりとなった岩谷産業 (TYO:8088)、欧州自動車メーカーと電気自動車(EV)用電池で提携することで交渉と伝わったパナHD (TYO:6752)が大きく上昇した。
セクターでは鉄鋼、石油・石炭、卸売が下落率上位に並んだ一方、海運のみが上昇となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の93%、対して値上がり銘柄は6%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約54円押し下げた。
同2位はファナック (TYO:6954)となり、ダイキン (TYO:6367)、第一三共 (TYO:4568)、信越化 (TYO:4063)、TDK (TYO:6762)、豊田通商 (TYO:8015)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。
同2位はオリンパス (TYO:7733)となり、ネクソン (TYO:3659)、NTTデータ (TYO:9613)、パナHD (TYO:6752)、川崎船 (TYO:9107)、武田薬 (TYO:4502)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27917.89(-369.53)
値上がり銘柄数 14(寄与度+24.88)
値下がり銘柄数 211(寄与度-394.41)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 15920 115 +11.69
(TYO:7733) オリンパス 2454.5 43.5 +5.90
(TYO:3659) ネクソン 3190 25 +1.69
(TYO:9613) NTTデータ 1775 8 +1.36
(TYO:6752) パナソニック 1248.5 32.5 +1.10
(TYO:9107) 川崎船 3155 85 +0.86
(TYO:4502) 武田薬 4362 20 +0.68
(TYO:9104) 商船三井 3405 60 +0.61
(TYO:9101) 郵船 3235 50 +0.51
(TYO:7735) スクリーンHD 11230 40 +0.27
(TYO:4755) 楽天グループ 623 4 +0.14
(TYO:6753) シャープ 952 1 +0.03
(TYO:2501) サッポロHD 3480 5 +0.03
(TYO:4689) ZHD 385.1 0.8 +0.01
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 29430 -540 -54.90
(TYO:6954) ファナック 4587 -150 -25.42
(TYO:6367) ダイキン工 23130 -520 -17.62
(TYO:4568) 第一三共 4619 -153 -15.55
(TYO:4063) 信越化 4102 -53 -8.98
(TYO:6762) TDK 4610 -75 -7.62
(TYO:8015) 豊田通商 5450 -220 -7.46
(TYO:4021) 日産化 5840 -200 -6.78
(TYO:6902) デンソー 7389 -199 -6.74
(TYO:7203) トヨタ自 1860.5 -38.5 -6.52
(TYO:7741) HOYA 14510 -360 -6.10
(TYO:6758) ソニーG 11860 -155 -5.25
(TYO:6988) 日東電 8470 -150 -5.08
(TYO:6861) キーエンス 61920 -1440 -4.88
(TYO:7974) 任天堂 5270 -142 -4.81
(TYO:6594) ニデック 6740 -174 -4.72
(TYO:7267) ホンダ 3525 -69 -4.68
(TYO:8001) 伊藤忠 4161 -138 -4.68
(TYO:9433) KDDI 4071 -23 -4.68
(TYO:7951) ヤマハ 5070 -130 -4.41