サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

今週の【日経平均】9月4日~8日『地政学リスクや円高が重しに』

発行済 2017-09-10 09:47
更新済 2017-09-10 10:00
今週の【日経平均】9月4日~8日『地政学リスクや円高が重しに』
TYT
-
8604
-
8630
-
7201
-
6301
-
1928
-
7269
-
7270
-
8035
-
9202
-
6752
-
9432
-
6758
-
9433
-
3436
-
8306
-
8316
-
6954
-
8411
-
9983
-
5713
-
9984
-
2593
-
4528
-
6273
-
7974
-
2695
-
3191
-
3521
-
3639
-
3656
-
4046
-
4651
-
4728
-
4751
-
5986
-
6077
-
6098
-
6208
-
6513
-
6966
-
7271
-
7956
-
8057
-
8423
-
9743
-
9790
-
6178
-
3193
-
3896
-
3902
-
6172
-
【4日ぶり反落、北朝鮮の核実験実施でリスク回避】4日(月)

■概況■19508.25、-183.22
4日(月)の日経平均は反落。
北朝鮮が3日に核実験を実施し、地政学リスクの高まりが嫌気された。
円相場は1ドル=109円台後半まで上昇し、本日の日経平均は75円安からスタートすると、前場には一時19479.40円(前週末比212.07円安)まで下落する場面があった。
ただ、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑が支えとなったほか、核実験に対する各国の反応を見極めたいとのムードもあり、売りが一巡すると19500円を挟んだもみ合いが続いた。
東証1部銘柄の約9割が下落する全面安の展開だった。


大引けの日経平均は前週末比183.22円安の19508.25円となった。
東証1部の売買高は15億9579万株、売買代金は1兆7369億円だった。
業種別では、ガラス・土石製品、繊維製品、海運業が下落率上位だった。
一方、空運業が堅調だったほか、石油・石炭製品や保険業も小幅ながらプラスとなった。


◆注目銘柄◆
ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)などが軟調。
任天堂 (T:7974)やトヨタ自 (T:7203)は小安い。
KLab (T:3656)は本日も売りが先行したがやや下げ渋った。
財務省が9月中にも保有株を追加売却する方針と報じられた日本郵政 (T:6178)は3%超安。
第1四半期決算を発表した伊藤園 (T:2593)も下げが目立った。
また、MDV (T:3902)、アクリーティブ (T:8423)、トーセ (T:4728)などが東証1部下落率上位に顔を出した。


一方、英子会社の売却を発表したSOMPO (T:8630)が3%超上昇し、ANA (T:9202)やスズキ (T:7269)も堅調。
SUBARU (T:7270)やSUMCO (T:3436)は小高い。
中小型株ではエコナックHD (T:3521)や防衛関連の石川製 (T:6208)などが活況を見せたが、引けにかけて伸び悩んだ。
また、決算発表の内田洋行 (T:8057)が東証1部上昇率トップとなった。



--------------------------------------

【続落、北朝鮮情勢への警戒続く】5日(火)

■概況■19385.81、-122.44
5日(火)の日経平均は続落。
前日の米国市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、本日の日経平均は自律反発の流れから25円高でスタートした。
ただ、寄り付き後は北朝鮮情勢への警戒感から弱含みとなった。
11時過ぎには「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の移動を開始した」と伝わり、早期ミサイル発射観測の広がりから円相場が1ドル=109円台前半に上昇。
これを受けて日経平均は後場の寄り付き直後に一時19354.59円(前日比153.66円安)まで下落し、その後も軟調もみ合いが続いた。


大引けの日経平均は前日比122.44円安の19385.81円となった。
東証1部の売買高は16億4026万株、売買代金は1兆9539億円だった。
業種別では、海運業、その他製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業、証券が下落率上位だった。
一方、上昇したのは輸送用機器のみだった。


◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂 (T:7974)が2%超下落したほか、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)、野村 (T:8604)などが軟調。
三菱UFJ (T:8306)やみずほ (T:8411)などのメガバンク株は小安い。
日本郵政 (T:6178)は株式売出しへの懸念から前日に続き売られ、決算発表のピジョン (T:7956)も7%超安と下げが目立った。
また、KLab (T:3656)が大幅続落するなど中小型株の手仕舞い売りがかさんだ。
直近活況を見せていたエコナックHD (T:3521)のほか、福井コンピ (T:9790)やサニックス (T:4651)が東証1部下落率に顔を出した。


一方、トヨタ自 (T:7203)、住友鉱 (T:5713)、パナソニック (T:6752)などが堅調で、日産自 (T:7201)は小幅に上昇した。
業績上方修正の丹青社 (T:9743)は3%超高。
また、防衛関連の石川製 (T:6208)や電磁パルス対策関連の阿波製紙 (T:3896)がストップ高まで買われた。



--------------------------------------

【3日続落、急ピッチの下げに対する自律反発の動きも】6日(水)

■概況■19357.97、-27.84
6日(水)の日経平均は小幅に3日続落。
連休明け5日の米国市場は、NYダウが234ドル安となった。
北朝鮮の地政学リスクが嫌気されたほか、トランプ政権による政策運営リスクへの警戒感も嫌気された。
北朝鮮の地政学リスクに対しては直近2日間での大幅な下げで織り込んでいる面はあったが、9日の北朝鮮の建国記念日前にもミサイル発射の可能性が伝えられるなか、ポジション圧縮の流れが続いた。
ただし、急ピッチの下げに対する自律反発の動きも散見され、19300円を割り込んで始まった日経平均は、寄付き直後に付けた19254.67円を安値に、その後は19300円台での下げ渋る動きをみせた。


大引けの日経平均は27.84円安の19357.97円となった。
東証1部の売買高は16億6553万株、売買代金は2兆2100億円だった。
業種別では証券、空運、銀行、ゴム製品、保険、パルプ紙が下落。
一方で、倉庫運輸、サービス、水産農林、鉄鋼、精密機器、機械がしっかり。

◆注目銘柄◆
日経平均への新規組入れとなるリクルートHD (T:6098)が終日堅調。
同じく、新規組入れとなる日本郵政 (T:6178)も堅調。
また、防衛関連の中核として強い値動きが続いている石川製 (T:6208)は連日で高値を更新。
省エネ投資が活発化するなか、FA関連が動意をみせており、ファナック (T:6954)が堅調。
一方で、売買代金上位では任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、メガバンク3行のほか、ファーストリテ (T:9983)、サイバーエージェント (T:4751)、東エレク (T:8035)、メタップス (T:6172)が軟調。



--------------------------------------

【4日ぶり反発、米株高を好感も上値重く】7日(木)

■概況■19396.52、+38.55
7日(木)の日経平均は4日ぶり反発。
米債務問題や北朝鮮情勢に対する警戒感の後退から、6日の米国市場でNYダウは54ドル高となった。
円相場は1ドル=109円台前半まで下落し、本日の日経平均はこうした流れを受けて75円高からスタートした。
朝方には19482.72円(前日比124.75円高)まで上昇する場面があったものの、その後上値の重い展開となった。
引き続き北朝鮮情勢を巡る地政学リスクの高まりが重しとなったほか、本日開催される欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいとの思惑もあったようだ。


大引けの日経平均は前日比38.55円高の19396.52円となった。
東証1部の売買高は15億2648万株、売買代金は2兆0448億円だった。
業種別では、パルプ・紙、機械、金属製品が上昇率上位だった。
一方、保険業、海運業、情報・通信業など5業種が下落した。


◆注目銘柄◆
トヨタ自 (T:7203)、日産自 (T:7201)、ファーストリテ (T:9983)などがしっかり。
リクルートHD (T:6098)は小幅高となった。
コマツ (T:6301)、スズキ (T:7269)、SMC (T:6273)は2%超の上昇。
自動車株や建設機械株、半導体やFA(工場自動化)関連株の堅調ぶりが目立った。
また、上期が大幅増益となった三井ハイテク (T:6966)のほか、EV(電気自動車)関連のモリテック (T:5986)や安永 (T:7271)、電磁波対策関連との見方が広がったオリジン電 (T:6513)がストップ高まで買われた。


一方、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)などがさえない。
三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)といったメガバンク株は小安い。
また、新作ゲームの配信開始で材料出尽くし感が広がったボルテージ (T:3639)、既存店売上高の低迷がマイナス視された鳥貴族 (T:3193)のほか、ジョイフル本田 (T:3191)や大阪ソーダ (T:4046)などが東証1部下落率上位に顔を出した。



--------------------------------------

【反落、円高進行で3ケタの下落】8日(金)

■概況■19274.82、-121.70
8日(金)の日経平均は反落。
米国のハリケーン「イルマ」による被害や9日の北朝鮮建国記念日に向けた地政学リスクの高まりに対する警戒感から、米長期金利の低下とともに円高が進み、本日の日経平均は98円安からスタートした。
特別清算指数(SQ)算出に伴う売買が一巡すると手控えムードの強い展開となり、日経平均はマイナス圏でのもみ合いが続いた。
後場に入ると円相場が1ドル=107円台に上昇し、日経平均もこれに連れて19239.52円(前日比157.00円安)まで下落する場面があった。


大引けの日経平均は前日比121.70円安の19274.82円となった。
東証1部の売買高は18億6042万株、売買代金は2兆7145億円だった。
業種別では、保険業、鉄鋼、食料品が下落率上位だった。
一方、その他製品、サービス業、空運業など5業種が上昇した。


◆注目銘柄◆
ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、ファナック (T:6954)、三井住友 (T:8316)などがさえない。
ファーストリテ (T:9983)は2%超の下落で年初来安値を更新、指数の押し下げ役となった。
上期決算を発表した積水ハウス (T:1928)は3%超安。
中小型株では活況を見せていた安永 (T:7271)が利益確定売りに押された。
また、第3四半期が営業減益となったくら (T:2695)が急落し、オリジン電 (T:6513)などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。


一方、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、コマツ (T:6301)などが堅調で、NTT (T:9432)やKDDI (T:9433)は小幅に上昇した。
がん免疫薬の良好な試験結果が伝わった小野薬 (T:4528)は5%超高。
また、新規買い推奨が観測されたN・フィールド (T:6077)や、電磁パルス対策関連とされる阿波製紙 (T:3896)がストップ高まで買われた。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます