【小幅に4日続落、米株高や決算好感も後場失速】29日(月)
■概況■23629.34、-2.54
29日(月)の日経平均は小幅に4日続落。
前週末26日の米国市場でNYダウは223ドル高となり、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。
本日の日経平均もこうした流れを引き継いで75円高からスタートすると、為替の円高一服もあり、前場には23787.23円(前週末比155.35円高)まで上昇する場面があった。
好決算銘柄や半導体関連株を中心に買いが先行し、相場を押し上げた。
ただ、後場に入ると円相場の下げ渋りや中国株安などから利益確定売りが広がり、日経平均も前週末終値を挟んだもみ合いとなった。
大引けの日経平均は前週末比2.54円安の23629.34円となった。
東証1部の売買高は13億2628万株、売買代金は2兆5939億円だった。
業種別では、建設業、パルプ・紙、陸運業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品が2%超上昇したほか、化学、卸売業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、キーエンス (T:6861)、コマツ (T:6301)などがさえない。
三井住友 (T:8316)、ソフトバンクG (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)は小安い。
前引け後に第3四半期決算を発表した大東建 (T:1878)は3%超安。
小糸製 (T:7276)も決算を受けて下げ目立つ。
また、SMK (T:6798)が後場ストップ安水準まで売られ、アーク (T:7873)やツクイ (T:2398)も東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、決算発表で注目されたファナック (T:6954)は小幅高。
朝高後に失速した。
東エレク (T:8035)やSUMCO (T:3436)などの半導体関連株も後場上げ幅を縮めた。
その他では三菱UFJ (T:8306)やトヨタ自 (T:7203)などがしっかり。
信越化 (T:4063)は決算が好感されて4%超上昇した。
同じく決算発表のエムスリー (T:2413)も上げ目立つ。
また、高田機 (T:5923)がストップ高比例配分となり、イントラスト (T:7191)やマクニカ富士 (T:3132)も東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅に5日続落、米株安や円高で一時400円近い下げ】30日(火)
■概況■23291.97、-337.37
30日(火)の日経平均は大幅に5日続落。
29日の米国市場でNYダウは177ドル安となった。
前週の株価上昇を受けて利益確定売りが先行したうえ、米国債利回りが14年以来の水準まで上昇したことも嫌気された。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで70円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を広げる展開となった。
節目の23500円を割り込んで売りがかさんだほか、米長期金利の一段の上昇やNYダウ先物の下落、為替の円高推移も重しとなり、後場には一時23233.37円(前日比395.97円安)まで下落した。
大引けの日経平均は前日比337.37円安の23291.97円となった。
5日続落は昨年11月以来。
東証1部の売買高は17億0272万株、売買代金は3兆3216億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、石油・石炭製品、鉱業、その他金融業、建設業、電気機器が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、ソニー (T:6758)、ソフトバンクG (T:9984)、三井住友 (T:8316)など売買代金上位は全般軟調。
トヨタ自 (T:7203)は小安い。
前日に決算を受けて買われた信越化 (T:4063)のほか、ファナック (T:6954)や東エレク (T:8035)など値がさハイテク株の下げが目立った。
米アップルのスマートフォン減産報道を嫌気する向きもあったようだ。
業績下方修正の日立金 (T:5486)は6%安。
また、トーメンデバ (T:2737)、住友理工 (T:5191)、ツクイ (T:2398)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、SBI (T:8473)やコマツ (T:6301)が堅調で、シャープ (T:6753)は小幅に上昇。
決算が好感された日立建 (T:6305)やJSR (T:4185)、横河ブHD (T:5911)は急伸した。
また、KIMOTO (T:7908)や東洋機械 (T:6210)がストップ高水準まで買われ、小野測器 (T:6858)なども東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅に6日続落、一時プラス圏で推移も大引けにかけて一段安】31日(水)
■概況■23098.29、-193.68
31日(水)の日経平均は大幅に6日続落。
30日の米国市場では世界的な金利上昇への警戒感からポジションを手仕舞う動きが強まり、NYダウは362ドル安となった。
この流れから売りが先行したが、前日の段階でNYダウ先物が大きく下げていたこともあり、織り込み済みとの見方から下げ渋る展開もみられた。
後場に入るとトランプ大統領の一般教書演説のイベント通過やダウ先物が強い値動きをみせたこともあり、一時23375.38円まで切り返す局面もみられた。
しかし、後場半ばから再び先物主導で下げに転じると、大引けにかけて一段安となった。
大引けの日経平均は前日比193.68円安の23098.29円となった。
東証1部の売買高は18億2073万株、売買代金は3兆6324億円だった。
業種別では、その他金融、鉱業、鉄鋼、精密機器、建設、輸送用機器、銀行、保険、電力ガス、不動産の弱さが目立った。
一方でその他製品、ガラス土石が辛うじてプラスをキープ。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)が3日ぶりに反発。
外資系証券で目標株価を69400円に引き上げたことが材料視されていた。
村田製 (T:6981)は、決算は市場予想を若干下回ったがほぼ想定線、足元で警戒感も強まりつつあっただけに、やや安心感が高まる状況となっている。
その他、キヤノン (T:7751)、ソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)がしっかり。
半面、東京エレク (T:8035)が決算を受けて大幅に下落。
メガバンク3行のほか、トヨタ (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、日本電産 (T:6594)、キーエンス (T:6861)がさえない。
--------------------------------------
【7日ぶり大幅反発、米株高や円高一服で買い安心感】1日(木)
■概況■23486.11、+382.82
1日(木)の日経平均は7日ぶり大幅反発。
31日の米国市場でNYダウは72ドル高となった。
1月ADP雇用統計の予想上振れや主要企業の決算が好感された。
為替相場も1ドル=109円台前半と円安方向に振れ、本日の日経平均は投資家心理の改善を背景に177円高からスタートした。
前日までの下落で目先の調整一巡感が意識された面もあるようだ。
寄り付き後も上げ幅を広げ、引けにかけて23500円に迫る場面があった。
銀行株やハイテク株を中心として幅広い銘柄に買いが入り、決算等を手掛かりとした物色も活発だった。
大引けの日経平均は前日比387.82円高の23486.11円となった。
東証1部の売買高は18億1656万株、売買代金は3兆5134億円だった。
業種別では、銀行業、石油・石炭製品、医薬品、鉱業、卸売業が上昇率上位だった。
一方、下落したのは海運業のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)が売買代金トップで続伸。
好決算を受けて買いが先行したが、寄り付きを高値に伸び悩んだ。
その他売買代金上位ではトヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)などが堅調。
三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)といったメガバンク株や、ソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)といったハイテク株の上げが目立った。
メガバンク株は米長期金利上昇や一部の好決算を受けて買われた。
米ゼロックスの買収を発表した富士フイルム (T:4901)、決算等を発表したスタートトゥ (T:3092)は商いを伴って急伸。
また、邦チタニウム (T:5727)が東証1部上昇率トップとなり、黒崎播磨 (T:5352)やオルトプラス (T:3672)はストップ高水準まで買われた。
一方、決算発表を受けて日東電 (T:6988)やシャープ (T:6753)が軟調となり、富士通 (T:6702)やエプソン (T:6724)は急落。
また、スクロール (T:8005)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅反落、米金利上昇で利益確定売り】2日(金)
■概況■23274.53、-211.58
2日(金)の日経平均は大幅反落。
1日の米国市場でNYダウは37ドル高となったが、米国債利回りの高止まりに対する警戒感から上値の重い展開だった。
日経平均は前日に大幅高となった反動もあり、本日は利益確定売りが先行して124円安からスタートした。
その後も米長期金利の時間外取引での上昇や、日銀の「指し値オペ」通知で銀行株が弱含みになったことなどが重しとなり、前場には23122.45円(前日比363.66円安)まで下落する場面があった。
後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測でやや下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比211.58円安の23274.53円となった。
東証1部の売買高は17億0244万株、売買代金は3兆2149億円だった。
業種別では、空運業、証券、その他製品が下落率上位だった。
一方、卸売業、電気・ガス業、海運業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、東エレク (T:8035)、野村 (T:8604)が2%超下落したほか、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、ソフトバンクG (T:9984)などが軟調。
第3四半期決算を発表した京セラ (T:6971)、コニカミノルタ (T:4902)、カシオ (T:6952)は急落。
また、BEENOS (T:3328)、イーレックス (T:9517)、積水化成 (T:4228)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ソニー (T:6758)やキヤノン (T:7751)などが堅調で、トヨタ自 (T:7203)は小高い。
業績予想を修正した神戸鋼 (T:5406)やリコー (T:7752)、通期決算を発表した花王 (T:4452)の上げが目立ち、取引時間中に決算発表した三井物産 (T:8031)も上げ幅を広げた。
また、システナ (T:2317)がストップ高まで買われたほか、シミックHD (T:2309)やソフトクリエ (T:3371)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------
■概況■23629.34、-2.54
29日(月)の日経平均は小幅に4日続落。
前週末26日の米国市場でNYダウは223ドル高となり、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。
本日の日経平均もこうした流れを引き継いで75円高からスタートすると、為替の円高一服もあり、前場には23787.23円(前週末比155.35円高)まで上昇する場面があった。
好決算銘柄や半導体関連株を中心に買いが先行し、相場を押し上げた。
ただ、後場に入ると円相場の下げ渋りや中国株安などから利益確定売りが広がり、日経平均も前週末終値を挟んだもみ合いとなった。
大引けの日経平均は前週末比2.54円安の23629.34円となった。
東証1部の売買高は13億2628万株、売買代金は2兆5939億円だった。
業種別では、建設業、パルプ・紙、陸運業が下落率上位だった。
一方、石油・石炭製品が2%超上昇したほか、化学、卸売業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、キーエンス (T:6861)、コマツ (T:6301)などがさえない。
三井住友 (T:8316)、ソフトバンクG (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)は小安い。
前引け後に第3四半期決算を発表した大東建 (T:1878)は3%超安。
小糸製 (T:7276)も決算を受けて下げ目立つ。
また、SMK (T:6798)が後場ストップ安水準まで売られ、アーク (T:7873)やツクイ (T:2398)も東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、決算発表で注目されたファナック (T:6954)は小幅高。
朝高後に失速した。
東エレク (T:8035)やSUMCO (T:3436)などの半導体関連株も後場上げ幅を縮めた。
その他では三菱UFJ (T:8306)やトヨタ自 (T:7203)などがしっかり。
信越化 (T:4063)は決算が好感されて4%超上昇した。
同じく決算発表のエムスリー (T:2413)も上げ目立つ。
また、高田機 (T:5923)がストップ高比例配分となり、イントラスト (T:7191)やマクニカ富士 (T:3132)も東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅に5日続落、米株安や円高で一時400円近い下げ】30日(火)
■概況■23291.97、-337.37
30日(火)の日経平均は大幅に5日続落。
29日の米国市場でNYダウは177ドル安となった。
前週の株価上昇を受けて利益確定売りが先行したうえ、米国債利回りが14年以来の水準まで上昇したことも嫌気された。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで70円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を広げる展開となった。
節目の23500円を割り込んで売りがかさんだほか、米長期金利の一段の上昇やNYダウ先物の下落、為替の円高推移も重しとなり、後場には一時23233.37円(前日比395.97円安)まで下落した。
大引けの日経平均は前日比337.37円安の23291.97円となった。
5日続落は昨年11月以来。
東証1部の売買高は17億0272万株、売買代金は3兆3216億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、石油・石炭製品、鉱業、その他金融業、建設業、電気機器が下落率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、ソニー (T:6758)、ソフトバンクG (T:9984)、三井住友 (T:8316)など売買代金上位は全般軟調。
トヨタ自 (T:7203)は小安い。
前日に決算を受けて買われた信越化 (T:4063)のほか、ファナック (T:6954)や東エレク (T:8035)など値がさハイテク株の下げが目立った。
米アップルのスマートフォン減産報道を嫌気する向きもあったようだ。
業績下方修正の日立金 (T:5486)は6%安。
また、トーメンデバ (T:2737)、住友理工 (T:5191)、ツクイ (T:2398)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、SBI (T:8473)やコマツ (T:6301)が堅調で、シャープ (T:6753)は小幅に上昇。
決算が好感された日立建 (T:6305)やJSR (T:4185)、横河ブHD (T:5911)は急伸した。
また、KIMOTO (T:7908)や東洋機械 (T:6210)がストップ高水準まで買われ、小野測器 (T:6858)なども東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅に6日続落、一時プラス圏で推移も大引けにかけて一段安】31日(水)
■概況■23098.29、-193.68
31日(水)の日経平均は大幅に6日続落。
30日の米国市場では世界的な金利上昇への警戒感からポジションを手仕舞う動きが強まり、NYダウは362ドル安となった。
この流れから売りが先行したが、前日の段階でNYダウ先物が大きく下げていたこともあり、織り込み済みとの見方から下げ渋る展開もみられた。
後場に入るとトランプ大統領の一般教書演説のイベント通過やダウ先物が強い値動きをみせたこともあり、一時23375.38円まで切り返す局面もみられた。
しかし、後場半ばから再び先物主導で下げに転じると、大引けにかけて一段安となった。
大引けの日経平均は前日比193.68円安の23098.29円となった。
東証1部の売買高は18億2073万株、売買代金は3兆6324億円だった。
業種別では、その他金融、鉱業、鉄鋼、精密機器、建設、輸送用機器、銀行、保険、電力ガス、不動産の弱さが目立った。
一方でその他製品、ガラス土石が辛うじてプラスをキープ。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)が3日ぶりに反発。
外資系証券で目標株価を69400円に引き上げたことが材料視されていた。
村田製 (T:6981)は、決算は市場予想を若干下回ったがほぼ想定線、足元で警戒感も強まりつつあっただけに、やや安心感が高まる状況となっている。
その他、キヤノン (T:7751)、ソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)がしっかり。
半面、東京エレク (T:8035)が決算を受けて大幅に下落。
メガバンク3行のほか、トヨタ (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、日本電産 (T:6594)、キーエンス (T:6861)がさえない。
--------------------------------------
【7日ぶり大幅反発、米株高や円高一服で買い安心感】1日(木)
■概況■23486.11、+382.82
1日(木)の日経平均は7日ぶり大幅反発。
31日の米国市場でNYダウは72ドル高となった。
1月ADP雇用統計の予想上振れや主要企業の決算が好感された。
為替相場も1ドル=109円台前半と円安方向に振れ、本日の日経平均は投資家心理の改善を背景に177円高からスタートした。
前日までの下落で目先の調整一巡感が意識された面もあるようだ。
寄り付き後も上げ幅を広げ、引けにかけて23500円に迫る場面があった。
銀行株やハイテク株を中心として幅広い銘柄に買いが入り、決算等を手掛かりとした物色も活発だった。
大引けの日経平均は前日比387.82円高の23486.11円となった。
東証1部の売買高は18億1656万株、売買代金は3兆5134億円だった。
業種別では、銀行業、石油・石炭製品、医薬品、鉱業、卸売業が上昇率上位だった。
一方、下落したのは海運業のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)が売買代金トップで続伸。
好決算を受けて買いが先行したが、寄り付きを高値に伸び悩んだ。
その他売買代金上位ではトヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)などが堅調。
三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)といったメガバンク株や、ソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)といったハイテク株の上げが目立った。
メガバンク株は米長期金利上昇や一部の好決算を受けて買われた。
米ゼロックスの買収を発表した富士フイルム (T:4901)、決算等を発表したスタートトゥ (T:3092)は商いを伴って急伸。
また、邦チタニウム (T:5727)が東証1部上昇率トップとなり、黒崎播磨 (T:5352)やオルトプラス (T:3672)はストップ高水準まで買われた。
一方、決算発表を受けて日東電 (T:6988)やシャープ (T:6753)が軟調となり、富士通 (T:6702)やエプソン (T:6724)は急落。
また、スクロール (T:8005)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
--------------------------------------
【大幅反落、米金利上昇で利益確定売り】2日(金)
■概況■23274.53、-211.58
2日(金)の日経平均は大幅反落。
1日の米国市場でNYダウは37ドル高となったが、米国債利回りの高止まりに対する警戒感から上値の重い展開だった。
日経平均は前日に大幅高となった反動もあり、本日は利益確定売りが先行して124円安からスタートした。
その後も米長期金利の時間外取引での上昇や、日銀の「指し値オペ」通知で銀行株が弱含みになったことなどが重しとなり、前場には23122.45円(前日比363.66円安)まで下落する場面があった。
後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測でやや下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比211.58円安の23274.53円となった。
東証1部の売買高は17億0244万株、売買代金は3兆2149億円だった。
業種別では、空運業、証券、その他製品が下落率上位だった。
一方、卸売業、電気・ガス業、海運業が上昇率上位だった。
◆注目銘柄◆
任天堂 (T:7974)、東エレク (T:8035)、野村 (T:8604)が2%超下落したほか、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、ソフトバンクG (T:9984)などが軟調。
第3四半期決算を発表した京セラ (T:6971)、コニカミノルタ (T:4902)、カシオ (T:6952)は急落。
また、BEENOS (T:3328)、イーレックス (T:9517)、積水化成 (T:4228)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ソニー (T:6758)やキヤノン (T:7751)などが堅調で、トヨタ自 (T:7203)は小高い。
業績予想を修正した神戸鋼 (T:5406)やリコー (T:7752)、通期決算を発表した花王 (T:4452)の上げが目立ち、取引時間中に決算発表した三井物産 (T:8031)も上げ幅を広げた。
また、システナ (T:2317)がストップ高まで買われたほか、シミックHD (T:2309)やソフトクリエ (T:3371)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
--------------------------------------