
「ファンダメンタルズ」は大きく変化し始めているのかもしれない。 週末9日の米国株式市場は利上げ観測の高まりを受け前日比394ドル安と大幅に3日続落し、約2カ月ぶりの安値を記録した。 米供給管理...
次回・9月21日の金融政策決定会合後に、日銀が異次元緩和の「総括的な検証」を発表する。9月上旬現在は、これまでの異次元緩和などの効果を検証してまとめている最中だという。 異次元緩和が開始されたのが...
時期はまだ定かではないが、米国の追加利上げは完全に射程圏に入ったといえる。「労働市場における継続的な底堅い動きや経済、インフレ動向の見通しを踏まえ、フェデラル・ファンド(FF)金利を引き上げる論拠が過...
世界初のポスト量子レイヤー 1 ブロックチェーンに基づく真新しい暗号通貨が、Abelian (ABEL) と呼ばれるシンガポールを拠点とするプロジェクトによって発表されました。
市場の注目を集めて来たジャクソンホールでのイエレン議長の講演。その内容は指摘して来た通り市場想定以上に「タカ派」であった。「米雇用が改善し、追加利上げの条件は整ってきた」イエレン議長のこの発言は、追加...
日本の年金資金を運用するGPIFが、26日に2016年4~6月期の運用実績を公表。この四半期は5兆2000億円の赤字だった。 これでGPIFの運用は、過去4四半期で3回目の赤字となる。2015年7...
8月12日までに全国の地銀の決算が出そろったが、上位20行・グループの業務純益は前年同期比14%減の2292億円だった。 日銀は1月末の金融政策決定会合で、史上初のマイナス金利政策の実施を決定。2...
7月25日の週は7月最後の週だが、重要な発表が相次ぐ週となる。中でも特に重要なのが、日米の政策金利発表だ。 アメリカは日本時間の7月28日木曜午前3時にFOMCを終え、政策金利を発表する。ここで追...
6月下旬以降の相場のトレンドの転換は、かなり目まぐるしかった。実際に投資をしている者はかなりハラハラした数週間だったろう。 6月23~24日にはイギリスのEU離脱を問う国民投票が行われ、離脱派が多...
今日から7月になり、2016年の下半期が始まった。しかし今年の下半期は、世界の経済や金融市場にとって火種が多く存在する。 最大の火種は、つい最近決まったイギリスのEU離脱だ。6月23~24日にイギ...
イギリスのEU離脱を問う国民投票が23日に行われ、日本時間の24日には結果が判明。離脱派が約52%の票を得て勝利。これでイギリスはEU離脱に向かうことが確定的となった。キャメロン首相は残留派だったた...
今週は16日木曜に日本、アメリカ、スイス、イギリスと4ヶ国の政策金利が発表。特に日銀が追加緩和を見送ったため、その後円高・株安が進行しユーロ/円やポンド/円が2013年以来3年ぶりの円高水準をつける...
6月も上旬が終わり、来週以降まだ3週間残っている。しかしこの3週間は、金融市場にとってとてつもない大変動が起こるかもしれない3週間となる。 まず来週には日米など重要な政策金利発表が相次ぐが、それが...
先日、投資顧問業向けのコンプライアンスセミナーに出席してきました。 コンプライアンスセミナーは基本的に金融商品取引法(以下、金商法)の違反事例や法令の順守状況の話が中心なのですが、今回は話の中で、投資...
「経済最優先」を掲げた安倍内閣の本質が、「政治最優先」であることを表した2日間だった。27日に閉幕した伊勢志摩サミットでは、経済政策において実質的に何の合意も得られなかったうえに、一部で失笑を買うなど...
日銀がデフレ脱却を目標として2013年に始めた異次元緩和だが、開始から3年が経過して目標のインフレ率2%が達成できないばかりか、日本経済はまたデフレに戻っている。 最近ロイターが企業を対象に行った...